浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

2020-07-02から1日間の記事一覧

2020年度歴研大会特設部会準備ノート(2)――主旨文の検討

はじめに 1 全体会の主旨文について 2 特設部会の主旨文について 1)歴史研究者自身の「生きづらさ」としての「若手研究者問題」 2)大学院重点化とその後 3)国立大学法人化とその後 4)歴史学関係の取り組み 5)特設部会の目的 3 感想 はじめに 2020年12月…

アーロルゼン・アーカイブズについて――ナチ迫害の犠牲者・生存者史資料を収集する国際センター

ナチズムを専門に研究しているわけではないのですが、私の経済史ゼミでもだいたい毎年一人はナチズムに関する卒論をテーマにする学生が出てきます。 2020年5月9日、ナチ迫害の犠牲者・生存者に関する史資料を収集する国際センター、アーロルゼン・アーカイブ…

移民と移動――ハンブルク現代史研究所「記憶のワークショップ」

ハンブルク現代史研究所(FZH, Forschungsstelle für Zeitgeschichte in Hamburg)は、1990年より「記憶のワークショップ(Werkstatt der Erinnerung)」という活動に取り組んでいます。 最初に、ハンブルクでナチズムによって迫害された人たちの語りを収集…