2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧
2024年10月に、ドイツ語圏のヴァルシュタイン出版社より、『単独犯か――旧ドイツ連邦共和国における右翼テロリズムの行為者たち』というタイトルの本が出版されました。オープンアクセスのPDF版がダウンロードできます。出版社のサイトはこちらです。 Darius …
以前にもこのブログで、ライプツィヒ権威主義研究について紹介したことがありますが、このプロジェクトは2年おきにドイツ社会の権威主義・極右への考え方を調査するものです。 2024年版は、同年11月13日にハインリヒ・ベル財団のホームページに掲載されまし…
昨年の2024年はベルリンの壁崩壊の35周年でした。ドイツ連邦文書館のホームページでは、「革命!――そしてその後は?――壁の崩壊35年、平和的革命と再統一」という特集ページが開設されました。 35 Jahre Mauerfall, in: Bundesarchiv ベルリンの壁崩壊につい…
2024年11月15日、ローザ・ルクセンブルク財団のホームページにドイツ民主共和国における中絶の権利についてのインタビュー記事が掲載されました。 Ursula Schröter / Clara Siegel / Nadine Kramer: Das Abtreibungsrecht in der DDR, in: Rosa-Luxemburg-St…
2024年4月に『プロジェクト・マネージメントとデジタル人文学』というタイトルのドイツ語論文集が公刊されました。そのPDF版がオープンアクセスでダウンロードできることを知りました。出版社のウェブサイトへのリンクを貼っておきます。 Fabian Cremer / Sw…
2025年1月、わたしも会員の現代史研究会のホームページに会員有志による「イスラエルのガザ侵攻に関する声明」が公表されました。 即時の停戦、イスラエルによるガザ地区・東エルサレム・ヨルダン川西岸での市民に対する人権侵害の停止、さらに「国際社会が…
ちょっと前の話ですが、アムステルダムの国際社会史研究所が発行する、International Review of Social Historyの第69巻第2号(2024年8月)が、「デジタル・ファクトリー」を主題に特集(Review Dossier: The Digital Factory)を組んでいました。 興味がわ…
ハンブルク大学図書館が2024年11月7日から12月20日まで、近世における身体描写と解剖学に焦点をあてた展示を開催しました。その展示がオンラインで見ることができます。リンクは以下の通りです。 Akte, Antike, Anatomie: Zeichnend die Welt erschließen 図…
2024年10月に発表された論説ですが、ローザ・ルクセンブルク財団のHPに、ユダヤ系のホロコースト研究の先駆者として、ヨーゼフ・ヴルフという人物の紹介を知りました。 Anselm Meyer, An den Rand gedrängt, in: Rosa-Luxemburg-Stiftung, 10. Oktober 2024.…
手が回らなくて滞ってしまいがちですが、2025年は心機一転、関わっている学会・研究会のイベント情報をメモしていきたいと思います。 2025年 1月 1月25日(土)14時~、西洋近現代史研究会1月例会(於専修大学神田校舎7号館) 1月26日(日)14時~、歴史学研…
2018年になりますが、デジタルドイツ女性アーカイブのホームページに、「ドイツ民主共和国におけるフェミニズム、レズビアン、ラディカル――教会のなかに東ベルリン・レズビアングループ」というタイトルの論説を知りました。リンクを貼っておきます。 Maria …