浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ヴィルヘルム・クーネルト(1865-1926年)と『ブレームの動物誌』についての展示――ドイツデジタル図書館より

ドイツデジタル図書館(Deutsche Digitale Bibliothek)のウェブサイトのなかで、ヴァーチャル展示「ライオンと伝説――ヴィルヘルム・クーネルト(1865-1926年)と『ブレームの動物誌』」が開催されていることを知りました。リンクを貼っておきます。 Von Lö…

ロシア革命(対抗革命)の同時代の証人――バイエルン州立図書館によるエゴ・ドキュメントのデジタル化

3月17日にこのブログで、バイエルン州立図書館の東欧・中東欧・東南欧についてのエゴ・ドキュメントおよび遺稿集のデジタル化プロジェクトについて紹介しました。 「東欧・中東欧・東南欧についてのエゴ・ドキュメントおよび遺稿のデジタル化リンク集――バイ…

ホロコーストと強制労働――ハンガリーから北ドイツへの強制移送についてのオンラインマップ

ナチ・ドイツのホロコーストと強制労働の歴史のなかでも、ハンガリーから北ドイツへの強制移送に焦点をあてたオンラインマップ化プロジェクトを知りました。以下にリンクを貼っておきます。 Holocaust in Ungarn und die Deportationen nach Norddeutschland…

いかにネオナチが東ドイツに極右を作りあげたか――WDRより

西部ドイツ放送・ケルン(Westdeutscher Rundfunk Köln)のウェブサイトのなかに、いかにネオナチがノルトライン=ヴェストファーレン州から東ドイツ地域に極右の勢力を伸張させたかについてのルポルタージュ記事を見つけました。 リンクを貼っておきます。 …

東欧・中東欧・東南欧についてのエゴ・ドキュメントおよび遺稿のデジタル化リンク集――バイエルン州立図書館より

タイトル通りですが、バイエルン州立図書館のホームページ内に、東欧・中東欧・東南欧にかかわる、デジタル化されたエゴ・ドキュメントと遺稿へのリンク集のウェブページにたどり着きました。リンクを貼っておきます。 Ego-Dokumente und Nachlässe zu und a…

ドイツ歴史家連合によるハラスメント対策の取り組み

ドイツ歴史家連合(Verband der Historiker und Historikerinnen Deutschlands, VHD)が同団体ホームページに「歴史学における職権乱用」というページを設置したことを知りました。 Machtmissbrauch in der Geschichtswissenschaft – VHD 同ウェブサイトによ…

2025年度第48回ドイツ現代史学会大会のパネル企画・自由論題報告者募集のお知らせ

以下、宣伝です。 2025年度第48回ドイツ現代史学会大会は、2025年9月20日(土)・21日(日)に駒澤大学駒沢キャンパスで開催予定です。下記の通り、パネル企画および自由論題報告者を募集します。 自由論題は修士課程・博士前期課程以上、パネル企画は博士課…

ドイツ語圏の左派、オルタナティヴ、灰色文献のデータバンク

タイトルそのままですが、ドイツ語圏の左派、オルタナティヴ、灰色文献のデータバンクというウェブサイトを見つけました。リンクを貼っておきます。 DATASPACE - Datenbank für linke, alternative, graue Literatur

ローザ・ルクセンブルク財団ホームページの特集「右翼に対する闘い」とCorrektivについて

ドイツ連邦議会選挙で、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が票を伸ばしましたが、ローザ・ルクセンブルク財団のホームページで「右翼に対する闘い」と題した特集サイトが組まれています。 Kampf gegen Rechts, in: Rosa-Luxemburg-Stiftung これまで…

ヨーロッパにおけるナチの図書館政策とその実践――Bibliothek und Wissenschaftの特集号

Bibliothek und Wissenschaft という雑誌を知りました。2023・2024年の合併号になる第56巻は、ナチの図書館政策についての特集号でして、PDFがオープンアクセスになっています。 Verboten, beschlagnahmt, geraubt. NS-Bibliothekspolitik und -praxis in Eu…

日本歴史学協会の2本の声明の更新と新しい声明の発表――ガザ危機関連声明、日本学術会議「法人化」反対声明、国文学資料館関連声明

先日のブログ更新では、公開設定をミスしまして、ちょっと混乱してしまいました。 さて、3月1日に日本歴史学協会ホームページで同会によって以前に発表された2つの声明に賛同する学会会員を追記する更新がありました。また、同日新しく国文学資料館に関する…