浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ドイツ史|思想史

「ファシズムの世紀」について――ローザ・ルクセンブルク財団より

やはり昨今の状況のせいでしょうか。ファシズム研究がふたたび盛んになっている感があります。 2020年、フリードリヒ・ブルシェルが編集した「ファシズムの世紀――西洋、アイデンティティ、ヨーロッパ、新自由主義についての新右翼的言説」というタイトルの論…

「なぜ今日もエンゲルスを読むべきなのか」――ローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトより

2020年9月4日、ローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトで、「フリードリヒ・エンゲルスなしにマルクス主義はありえない」というタイトルの小論が掲載されました。 Ingar Solty, Kein Marxismus ohne Friedrich Engels: Ein Plädoyer, in: Rosa Luxemburg St…

ハンガリーのルカーチ資料館閉鎖に寄せて――Deutschlandfunk Kulturより

2020年8月2日、ドイツのラジオ放送局ドイチュラントフンク(Deutschlandfunk)の文化部門のウェブサイト、Deutschlandfunk Kultur にハンガリーの首都ブダペストにあるルカーチ文書館の閉鎖に寄せた記事が掲載されました。 Anat Kalman, Das Lukács-Archiv i…

Radical Online Collections and Archivs について――New Historical Expressより

New Historical Expressというウェブサイトを知りました。 New Historical Express このウェブサイトを運営しているエヴァン・スミス氏は、南オーストラリア州のフリンダース大学で歴史学のリサーチ・フェローです。イギリスの共産党および戦後の反人種主義…

エルバーフェルトで開かれた最初の共産主義者の集会――西ドイツ新聞の記事より

いつものように、ローザ・ルクセンブルク財団からのニュースで知った記事です。2020年7月3日、『西ドイツ新聞』のウェブサイトに、エルバーフェルトで最初に開催された共産主義者による集会についての記事が掲載されました。 Reiner Rhefus, Die ersten komm…

カント像を撤去すべきか否か――taz紙の記事より

2020年6月26日、 taz 紙にカント像を撤去すべきではない、という主張の記事が掲載されました。リンク先はこちらです。 Immanuel Kant und der Rassismus: Lasst das Denkmal stehen - taz.de ブラック・ライヴズ・マター運動を機に、世界各地で人種主義・植…

H・アーレント研究所ブログ――1990年代以降の東ドイツ女性運動史の紹介論説

2020年6月4日、ハンナ・アーレント研究所ブログに、1990年代東ドイツ女性運動史についての論説が掲載されました。 Aufbruch – Anpassung – Selbstbehauptung: Die ostdeutsche Frauenbewegung in den 1990er Jahren am Beispiel Leipzigs 著者のイェシカ・ボ…

「エンゲルス2020」――ヴッパータール市エンゲルス生誕200年記念行事について

2020年はフリードリヒ・エンゲルス(1820年11月28日ー1895年8月5日)生誕200年とのことで、ドイツ連邦共和国ノルトライン=ヴェストファーレン州の都市ヴッパータールでは、"Das Engels-Jahr 2020(Engels 2020)"と題した一連の記念行事が行われています…

H・アーレントと20世紀――ドイツ歴史博物館展示(2020年3月27日ー10月18日)

ドイツ歴史博物館(Deutsches Historisches Museum)には、ベルリンに研究調査に行くたびに、興味ある展示があるかどうか、あるいはこれまでの展示のカタログでいいものがないかと訪問します。 新型コロナ感染症の問題がなければ、今夏もベルリンに研究調査…