浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ドイツ史|戦争

「11月革命」――ローザ・ルクセンブルク財団歴史ポッドキャストRosalux Historyより

このブログでは、ローザ・ルクセンブルク財団の歴史ポッドキャストRosalux Historyに投稿された音声放送を紹介してきました。今回は、第12回「11月革命」です。以下のリンク先から視聴できます。 Rosalux History - Rosa-Luxemburg-Stiftung リード文では、…

ローザ・ルクセンブルク理解のために――zeitgeschichte | onlineより

2021年4月27日、「ルクセンブルクへの中傷、あるいはパブリック・ヒストリはどれだけ不正確であるこことが許されるのか」という意味のタイトルを掲げた論説が掲載されました。 Dominik Rigoll/ Nikolai Okunew: Lästern über Luxemburg ... oder, wie ungena…

チューリヒ美術館でのビューレ・コレクションの来歴について――武器商人とナチ・ドイツ

チューリヒ美術館(Kunsthaus Zürich)のエミール・ビューレ(Emil Bührle)の美術収集品についての紹介記事です。 Niklas Maak, Das Kunsthaus Zürich zeigt die Sammlung des Waffenhändlers Emil Bührle, in: Frankfurter Allgemeine Zeitung, 3. Oktober…

ニュルンベルク裁判関係史料のオンライン公開

スタンフォード大学のオンライン・アーカイブより、ニュルンベルク裁判関係史料がオンライン公開されました。公開された史料の総データ容量は50テラバイトとのことです。リンク先はこちら。 Taube Archive of the International Military Tribunal (IMT) at …

1920年の対抗革命、中部ドイツにおけるカップ=リュトヴィッツ一揆――イエナ市立博物館より

以前にこのブログで、第一次世界大戦直後に起きた、反ヴァイマル共和国勢力による軍事クーデタ、カップ=リュトヴィッツ一揆についてのドイツ連邦文書館ヴァーチャル展示を紹介しました。 「カップ=リュトヴィッツ一揆、1920年――ドイツ連邦文書館ヴァーチャ…

1970・80年代ドイツ連邦共和国における女性の徴兵に対する抗議運動――DENKtRÄUMEの研究プロジェクト

2021年7月22日、デジタルドイツ女性アーカイブのホームページに、"Frauen in die Bundeswehr? - Wir sangen Nein!"(ドイツ連邦軍に女性?――私たちは否!)というタイトルの紹介記事が掲載されました。 ‚Frauen in die Bundeswehr? – Wir sagen NEIN!‘, in:…

歴史を題材にしたハンブルクのアクセンシュプルング劇場について

ドイツ連邦文書館の「お知らせ(Meldung)」のなかで、ハンブルクのアクセンシュプルング劇場(axensprung Theater Hamburg)の演劇招待についての案内を見つけました。 Bundesarchiv Internet - Theateraufführungen in Lichterfelde 2021年8月30日と9月1日…

1921年のリーフ共和国の独立と挫折について――nd より

2021年7月23日、ドイツ語の左派のオンライン・ジャーナル nd に1921年にモロッコ北部で独立を宣言したリーフ共和国についての論説が掲載されました。リンクはこちらです。 Reiner Tosstorff, Ein kurzer Moment der Hoffnung, in: nd, 23. Juli 2021. リード…

ユーゴスラヴィアにおける反ファシズム・パルチザン闘争の写真について

2021年7月22日、左派系雑誌、Jacobinのウェブサイトに「パルチザン写真は芸術の政治的可能性を示している」というタイトルの記事が掲載されました。 Davor Konjikušić, Die Partisanenfotografie zeigt das politische Potenzial der Kunst, übersetzt von A…

1936年スペイン内戦・革命期の女性闘争と Mujeres Libres 誌のオンライン公開

2021年7月18日にローザ・ルクセンブルク財団のウェブサイトに、「1936年スペイン革命における女性闘争」というタイトルの短い論説が掲載されました。リンクはこちらです。 Vera Bianchi, Frauenkampf in der Spanischen Revolution 1936: Die Gruppe Mujeres…

ポーランドの都市キェルツェで1946年に起きたポグロムについて

2021年7月6日、ローザ・ルクセンブルク財団のホームページに「もっとも美しい夏の天気のある日――キェルツェにおけるポグロム、75年目を祈念して」という意味の論説が掲載されました。 Holger Politt, Ein Tag bei schönstem Sommerwetter: Gedenken zum 75. …

「ロシアはわれわれのインドである」――1941年のナチ・ドイツによる対ソ戦開始についての論説

2021年6月、ローザ・ルクセンブルク財団のウェブサイトに、「ロシアはわれわれのインドである――1941年のドイツによるソ連襲撃について」というタイトルの論説が掲載されました。著者は1938年生まれの東欧史研究者ハンス=ハインリヒ・ノルテです。 Hans-Hein…

第二次世界大戦戦犯裁判「ラシュタット裁判」のドキュメンタリー番組について

第二次世界大戦戦犯裁判の一つ、ラシュタット裁判についてのドキュメンタリー番組が、2021年5月5日にドイツのテレビ番組 Arte.de のYouTubeチャンネルで公開されました。 Die Rastatter Prozesse | Doku | ARTE - YouTube 番組の解説によると、第二次大戦の…

第二次世界大戦期東部戦線におけるナチの絶滅戦争と加害者たちの人名録

2021年6月、ローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトに、「東部における絶滅戦争の22名の加害者の人名録」というタイトルのオンライン小冊子が掲載されました。短い紹介文とPDFダウンロードのリンク先はこちらです。 Klaus Gietinger/ Norbert Kozicki, 22 T…

ベルトルト・ブレヒト「のちの時代のひとびとに」の動画について

ローザ・ルクセンブルク財団のSNSで、1939年6月15日、ドイツの劇作家・詩人ベルトルト・ブレヒトが『ディ・ノイエ・ヴェルトビューネ(Die Neue Weltbühne)』に自らの詩「のちの時代のひとびとに」を発表したことを知りました。 ブレヒトは、亡くなる3年前…

ドイツ連邦文書館ヴァーチャル展示「1904年の対ヘレロ戦争」について

研究メモです。 ドイツ連邦文書館ウェブサイトに掲載されたヴァーチャル展示「1904年の対ヘレロ戦争」を訪問しました。リンクはこちらです。 Virtuelle Ausstellung: Der Krieg gegen die Herero 1904, in: Bundesarchiv 色々な史料が掲載されています。機会…

「視点としての解放」、1945年5月8日――ローザ・ルクセンブルク財団の特集サイト

ローザ・ルクセンブルク財団のホームページに、第二次世界大戦でのドイツ敗戦と関連づけた特集サイト「視点としての解放」が公開されています。 Befreiung als Perspektive - Rosa-Luxemburg-Stiftung 戦後75周年にあたる2020年の論説などが主ですが、最近の…

「フェイクニュースとしての背後の一突き伝説」――ドイツ連邦文書館より

ドイツ連邦文書館のホームページに「『フェイクニュース』としての背後の一突き(匕首)伝説」という記事が掲載されています。 Dolchstoßlegende als "Fake News", in: Bundesarchiv Internet この記事では、いわゆる「背後からの一突き」(あるいは匕首)伝…

パリ・コミューン150周年に寄せて――ローザ・ルクセンブルク財団より

2021年はパリ・コミューン150周年です。ローザ・ルクセンブルク財団のウェブサイトでは色々な企画がアップされています。 まずはパリ・コミューンの歴史を振り返るドイツ語小冊子(PDF)の解説ページと英語版ページを紹介します。女性に焦点をあてた節に興味…

第一次世界大戦後のドイツ帰還兵たち――Archivportal-Dの史料紹介

ドイツの文書館総合ポータルサイト Archivportal-Dで「イム・ブリックプンクト(Im Blickpunkt)」(その視点のなかで、の意) というタイトルのオンライン史料展示シリーズ企画を紹介しました。12月は第一次世界大戦後のドイツ帰還兵についてです。 Im Blic…

ドイツ連邦文書館所蔵ヴァイマル共和国期史料のデジタル化――「黒い恥辱」関連資料

2020年9月15日、ドイツ連邦文書館所蔵のヴァイマル共和国期史料に関するブログ "Weimar - Wege zur Demokratie" に、新しいデジタル化に関する報告が掲載されました*1 Digitalisierung (11): Bestand R 1603 Rheinische Volkspflege | Weimar – Wege zur De…

ドイツ連邦文書館の画像データバンクの利用方法――1939年9月1日のナチ・ドイツによるポーランド侵攻を例に

2020年9月1日、ドイツ連邦文書館のSNSから、ナチ・ドイツによるポーランド侵攻81周年によせて、同館の画像データバンクの史料紹介リンク情報が発信されました。そのリンクはこちら。 Polenfeldzug, 1939-1945, in Bundesarchiv - Bilddatenbank ドイツ連邦文…

ドイツ植民地戦争の過去と補償問題――ナミビア政府の修正要求

ローザ・ルクセンブルク財団からの情報で、ドイツ植民地戦争とその責任追及に関連するニュースを知りました。今年8月上旬のことです。 "Namibia Rejects German Genocide Reparations Offer," Eyewitness News, August 2020 1904年から1908年にかけて、現在…

ポストコロニアル・ベルリン――「歴史を消し去りたいのではない」

ブラック・ライヴズ・マター運動は、ドイツでの植民地支配の歴史との向き合い方をめぐる議論に火をつけた感があります。 2020年8月7日、Norddeutscher Rundfunk (北ドイツ放送)のラジオ&テレビ局のウェブサイトで、Berlin Postkolonial という団体のスポ…

第一次世界大戦後の帰属をめぐる東西プロイセン地域での住民投票――ドイツ連邦文書館ウェブサイトより

ドイツ連邦文書館のウェブサイトには、「ヴァイマル共和国――最初のドイツ民主政」と題した、同文書館所蔵の関連資料についての特集ページが作成されています。 Weimarer Republik - Die erste deutsche Demokratie. Ein Themenportal des Bundesarchivs mit …

家族の問題としての普仏戦争――Hypothesesより

「人文社会科学系の研究ブログのためのプラットフォーム」を掲げるHypothesesというサイトを、ローザ・ルクセンブルク財団の情報から知りました。英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語の各論説がオープンアクセスで閲覧できます。 Hypotheses そのサイト…

「ドイツ植民地犯罪と償いをめぐる闘い」――ドイツのJocobin誌ウェブサイト記事より

2020年6月29日にドイツのBrumaire Verlagという出版社から刊行されている雑誌『ジャコバン(Jocobin)』のウェブサイトに、ドイツ植民地主義にかかわる論説が掲載されました。 Maresi Starzmann, Deutschlands koloniale Schuld und der Kampf um Wiedergutm…

ナチ犯罪と戦後補償――「ゲットー年金」受給資格の新たな判例

ナチ犯罪、戦争責任、戦後補償に関連する記事を目にしました。『南ドイツ新聞(Süddeutsche Zeitung)』2020年5月20日付のものです。*1 Bundessozialgericht spricht wegweisendes Urteil zu Ghettorenten 同日、ドイツ連邦社会裁判所がナチ・ドイツ占領下ポ…

ドイツ連邦文書館「ヨーロッパ終戦75年」――1945年5月8日関連史料について

2020年は第二次世界大戦が終わりを迎えて75年目。ドイツ連邦文書館のウェブサイトでは、「現代史史料(Dokumente zur Zeitgeschichte)」のページ内に「75年――ヨーロッパ終戦」と題した関連画像7点とその解説、さらに関連する史料へのリンクが紹介されていま…