浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ドキュメンタリ映画「略奪の記憶」――2020年5月22日のアルゼンチン債務不履行に寄せて

 2020年5月22日にアルゼンチンが9度目の債務不履行になったというニュースを耳にしました。

 このニュースを聴いて思い出すのは、「略奪の記憶」(2004年)というドキュメンタリー映画です。以下は、UNIFRANCEによる紹介サイトのリンク先です。

 新自由主義批判の映画です。おススメです。アルゼンチンがいかに国際金融機関に食いものにされてきたかを歴史的にたどっています。

 こちらの映画はラテンアメリカ史の方に教えていただきました。以来、1970年代以降を扱う経済史の講義でちょくちょく紹介しています。

 英語圏では、”Argentina's Economic Collapse (Memoria Del Saqueo 2004)”というタイトルでウェブ上で知られています。