ドイツ連邦文書館のウェブサイトには、たくさんのオンライン展示がアップされています。*1
そのうちの一つがポナペ(ポンペイ)島で起きた武装蜂起についてのオンライン展示です。リンク先は以下のとおりです。
ポナペ島はドイツが19世紀末から第一次世界大戦まで支配した太平洋植民地の一部で、カロリン諸島東部地区の行政機関が設置されました。
ポナペ蜂起は1910年10月18日に勃発し、翌1911年2月まで続きました。15名が死刑判決を受け、12名が強制移送と強制労働を科されました。残された者たちもパラオに強制移送され、そこでリン鉱山で働かされました。50名以上が病気と栄養失調で亡くなったと記されています。
このオンライン展示では、展示全体についての解説と参考文献、それか写真を含む8点の画像史料と短い解説と史料へのリンクが貼られています。
ちなみに、ドイツ連邦文書館のウェブサイト内「バーチャル展示(Virtuelle Ausstellungen)」のページは、同サイト・トップページの"Entdecken"からリンク先にたどりつきます。