浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

イギリス女性参政権運動の歴史に関連して――D・F・モンテフィオーリ(1851-1933年)

 大学で経済史の講義を担当していますが、最近のフェミニズムの再評価の流れもあって、学生から欧米の参政権運動の歴史について尋ねられることが多くなりました。

 Working Class Historyは、毎日、労働運動に関する情報を提供してくれており、そのなかには女性参政権運動の歴史も含まれています。同サイトのリンク先は以下の通りです。

 今年の5月24日については、イギリス女性参政権運動に関して、1906年の同日に、女性参政権運動家ドロシー(ドーラ)・F・モンテフィオーリ(1851-1933年)、イギリスでの女性参政権の欠如に抗議のため、納税を拒否し、家にバリケードを設置した事件が紹介されました。

 この話も彼女についても知りませんでした。自分の知識の偏りを感じます。*1

 モンテフィオーリの生涯については以下の論説をどうぞ。オープンアクセスです。

*1:2020年6月8日Twitter「あさだしんじ」からツイートした内容を改めたものです。