新型コロナ感染症がドイツでも広まり、大きな問題となっています。2020年5月19日に、この問題と移民労働者の労働環境に焦点をあてた論説がローザ・ルクセンブルク財団のウェブサイトに寄稿されました。*1
イチゴ農園・アスバラガス農場で働くルーマニアからの男女の季節労働者が、契約違反の賃金および労働・衛生環境に対して抗議しているとのことです。
また、日本でも報道されたかと思いますが、移民労働者が勤務する食肉加工場で新型コロナ感染症が拡大しており、労働者のための感染防止対策が取り組まれていないことを批判しています。
そのうえで、構造化された人種主義の問題を指摘し、大手スーパーの市場支配権力の制限を訴えた提言が公開されています。