2020年8月21日、ドイツ連邦文書館SNSより、ドイツのヴェストファーレン=リッペ地方連合(Landschaftsverband Westfalen-Lippe、LWL)の文書館担当課、LWL-Archivsamt für Westfalen のポータルサイト開設を知りました。ミュンスターにあります。
この組織は、1927年にヴェストファーレンに設置された文書館のサポートのための部局の後継であり、自治体が設置する文書館はもちろん私立の文書館の相談・依頼にも対応しているそうです。
業務としては、文書館設置に際しての支援・財政的援助、文書館の史料の受け入れと整理・公開に際しての専門的サポート、損傷した史料の修繕、文書館のための人員の養成、利用・公開業務についての質問受付を行っているそうです。
年に2回、Archivpflege in Westfalen-Lippe という冊子を発行しています。リンク先はこちら。
閲覧室も設置され、ヴェストファーレン=リッペ地方連合文書館(Archiv des Landschaftsverbandes Westfalen-Lippe)、ヴェストファーレン文学資料館(Westfälischen Literaturarchiv)、私立の文書館(Privatarchive)の史料が閲覧できると説明されています。私立の文書館は、この地域の元貴族や各家の文書館のことです。これらの文書館所蔵史料へのリンクは、以下のウェブページにあります。
わたしは利用するかどうかわかりませんが、ミュンスターを訪れる機会があったら、足を運んでみたいです。