浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ドイツ連邦文書館の画像データバンクの利用方法――1939年9月1日のナチ・ドイツによるポーランド侵攻を例に

 2020年9月1日、ドイツ連邦文書館のSNSから、ナチ・ドイツによるポーランド侵攻81周年によせて、同館の画像データバンクの史料紹介リンク情報が発信されました。そのリンクはこちら。

 

 

 ドイツ連邦文書館ウェブサイトのトップページから上記のリンクまで辿ってみました。

 まず、トップページのリンクはこちら。

 

 

 次に、ドイツ連邦文書館ウェブサイトのトップページの Finden のタブから Digitales Bildarchiv へと飛びます。

 

 

 上のページからもう一度、"Digitales Bildarchiv" をクリックします。

 

 

 上のページのトップに簡易検索の窓があります。そちらに、期間と項目を記入します。期間は1939年から1945年、項目は "Polenfeldzug" です。そうすると、冒頭のリンクと同じになります。441件の画像がヒットしました。

 

 貴重な画像史料ですね。利用の規定と費用についてはこちらをどうぞ。

 

 

 利用に関しては、”Benutzungsarten” の規定が分かりやすいです。公刊物の利用には費用がかかりますが、個人の利用と非商用目的ではないウェブサイトでの利用は無料で認められています。最大800ピクセルと限定がつきます。もちろん利用の際には、史料はドイツ連邦文書館の所蔵史料であること、画像の場合は連邦政府のものであること、所蔵番号、著作権者の氏名を明記することが条件になっています。SNSの利用は不可です。展覧会での利用についての規定もあります。