浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

「植民地史を打破する」――ブラック・ライヴズ・マター運動によせたローザ・ルクセンブルク財団の試み

 ローザ・ルクセンブルク財団ブリュッセル事務局のホームページに、ブラック・ライヴズ・マター運動に寄せた植民地主義批判の特集サイトが立ち上がりました。

 

 

 世界各地で起きた植民地主義的な記念碑の撤廃をめぐる動向が報告されています。5本の報告があります。このブログでもドイツの事例について紹介してきましたが*1、イタリア、フランス、ベルギーの事例報告、そしてヨーロッパの博物館の事例がとくに興味深いです。それぞれにリンクを貼っておきます。

 

 ドイツの事例報告です。

 

 イタリアの事例報告です。

 

 フランスの例を挙げながら、ヨーロッパ全体の状況を論じています。

 

 ベルギーの事例報告です。

 

 ヨーロッパの博物館の事例です。

 

【追記、2021年2月6日】

 タイトルを「植民地の歴史」から「植民地史」に改めました。悩んだのですが、やはり直訳的に表現した方がよいかなと思いまして。