ローザ・ルクセンブルク財団ブリュッセル事務局のホームページに、ブラック・ライヴズ・マター運動に寄せた植民地主義批判の特集サイトが立ち上がりました。
世界各地で起きた植民地主義的な記念碑の撤廃をめぐる動向が報告されています。5本の報告があります。このブログでもドイツの事例について紹介してきましたが*1、イタリア、フランス、ベルギーの事例報告、そしてヨーロッパの博物館の事例がとくに興味深いです。それぞれにリンクを貼っておきます。
ドイツの事例報告です。
イタリアの事例報告です。
フランスの例を挙げながら、ヨーロッパ全体の状況を論じています。
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Idesbald Goddeeris, Black Lives Matter in Belgium (June-July 2020): A Catalyst in Postcolonial Memory? in Rosa-Luxemburg-Stiftung Büro Brüssel, October 6, 2020
ベルギーの事例報告です。
ヨーロッパの博物館の事例です。
【追記、2021年2月6日】
タイトルを「植民地の歴史」から「植民地史」に改めました。悩んだのですが、やはり直訳的に表現した方がよいかなと思いまして。