浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ヴォルフガング・ヴィッパーマン氏について

 2021年1月3日、ナチズム研究で知られるドイツ現代史家、ヴォルフガング・ヴィッパーマン氏が逝去されました。

 ベルリン自由大学に留学していた際に、一度、研究室をおたずねし、ほんのわずかの時間ですが、指導に関して相談したことがあります。その日のことがすぐに思い出せます。

 ベルリン自由大学フリードリヒ・マイネッケ・インスティテュートの弔辞へのリンクを貼っておきます。

 

 

 日本語に訳された本の情報も合わせて記しておきます。

 

  • ヴォルフガング・ヴィッパーマン『ドイツ戦争責任論争――ドイツ「再」統一とナチズムの「過去」』(増谷英樹訳者代表)未來社、1999年
  • M.バーリー、W.ヴィッパーマン『人種主義国家ドイツ――1933ー45』(柴田敬二訳)刀水書房、2001年
  • ヴォルフガング・ヴィッパーマン『議論された過去――ナチズムに関する事実と論争』(林功三、柴田敬二訳)未來社、2005年