ケルンにドイツ移民関係史資料センター兼博物館があることをはじめて知りました。以下にホームページへのリンクを貼っておきます。
そのサイトに、Theodor Wonja Michael(テオドーア・ウォンジャ[ドイツ語的にヴォンヤ?]・ミヒャエル)氏が遺した資料の一部が同資料センターに寄贈されたというニュースが掲載されました。
T・W・ミヒャエル氏は、ヴァイマル共和国とナチ期を生き延びた最後のアフリカ系ドイツ人の一人で、2019年に亡くなったと紹介されています。その記憶をめぐる政治と反人種主義的な活動によってドイツのアフリカ系の人びとを可視化する闘いの象徴的な人物になったとのことです。
彼の父親は帝政期にカメルーンからやってきて、反植民地主義・反人種主義的なアフリカ系組織の積極的な一員だったとも指摘されています。2020年のブラック・ライヴズ・マターと関連づけた説明になっています。色々な情報がアップされていて、とても興味深いです。
この資料館兼博物館のウェブサイトをみると、色々な取り組みが紹介されています。あとできちんとチェックしておきたいです。