フランスの歴史家ソニア・コンブ氏は1980年代にドイツ民主共和国、すなわち東ドイツで6人のユダヤ系女性にインタビューを行いました。
それに関する論考が、2021年4月1日、ドイツ連邦政治教育センターのウェブサイトに掲載されました。以下にリンクを貼っておきます。
この論考では、これらのユダヤ系女性たちがなぜナチ犯罪の当事国であるドイツに帰国したのかがテーマになっています。
また、これは「1945年後のドイツにおけるユダヤ系女性たち」という特集に寄稿された論説です。特集ページのリンクを貼っておきます。
このテーマについては、日本語文献ではもちろん木畑和子さんの研究が参考になるでしょう。
西洋近現代史研究会委員だった頃に、同書の書評会を企画しました。2016年4月例会です。評者は井上茂子さんと河合信晴さんです。盛会だったことを覚えています。