浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

第二次世界大戦戦犯裁判「ラシュタット裁判」のドキュメンタリー番組について

 第二次世界大戦戦犯裁判の一つ、ラシュタット裁判についてのドキュメンタリー番組が、2021年5月5日にドイツのテレビ番組 Arte.de のYouTubeチャンネルで公開されました。

 

 

  番組の解説によると、第二次大戦の戦犯裁判のうち、最大規模のものの一つで、主にフランス占領地域でのナチ強制収容所の人員に対する裁判でした。1946年春に始まり、その後の3年で、235件の裁判が行われ、2130件の訴えが起こされたとのことです。長年、ニュルンベルク裁判の影に隠れて忘れられていたと指摘されています。

 

 こちらは90分ものですが、ドイツ西南部のテレビ放送局、SWR のYouTubeチャンネルでも5月18日に44分強のドキュメンタリーが放送されています。