浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

「ロシアはわれわれのインドである」――1941年のナチ・ドイツによる対ソ戦開始についての論説

 2021年6月、ローザ・ルクセンブルク財団のウェブサイトに、「ロシアはわれわれのインドである――1941年のドイツによるソ連襲撃について」というタイトルの論説が掲載されました。著者は1938年生まれの東欧史研究者ハンス=ハインリヒ・ノルテです。

 

 

 この論説は最初にドイツ語雑誌 WeltTrends の第176号(2021年6月)に掲載されました。

 

 

 タイトルにあるように、ナチ・ドイツは、世界強国へとのし上がる基盤を獲得するために、いわゆるA・A線(アルハンゲリスク・アストラハン線、Linie Astrachan-Archangelsk)までの東欧を植民地しようとしていた、と主張しています。関心のある方はどうぞ。