レイモンド・ウィリアムズが今年で生誕100周年になります。それを記念した紹介記事がローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトに掲載されました。リンクはこちらです。
導入部分を紹介しておきます。
ウェールズの社会主義者で社会理論家であるレイモンド・ウィリアムズは、20世紀後半のイギリス左翼を代表する人物です。
文学者、文化史家、文化社会学者として、イギリスの文化史と戦後社会についての数多くの著作を残しただけではなく、小説家・劇作家・脚本家としても仕事を残しました。また、政治評論家・活動家としてもイギリス左翼に大きな影響を与えました。
ドイツ語圏では、レイモンド・ウィリアムズについてはあまり知られておらず、その点でその教え子にあたるスチュアート・ホールとテリー・イーグルトンとは違う、と指摘されています。
手元には、彼の『キーワード辞典』があります。ときどき講義準備で何らかの概念を調べる際に活用しています。