浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

SYNAGOGA――ホロコースト後の最初の大きなユダヤ教・芸術展覧会カタログのデジタル化

 ベルリンのユダヤ博物館(Jüdisches Museum Berlin)のウェブサイトに、1961年にノルトライン=ヴェストファーレン州のレクリングハウゼン(Recklinghausen)で開催された、ホロコースト後の最初の大きなユダヤ教ユダヤ芸術展覧会のカタログがデジタル化され、オンラインで公開されています。

 

 

 考古学的見地からの聖書の検証やシナゴーグ文化財などを中心に、写真も多く掲載されています。

 

 2021年9月8日、このカタログに言及しつつ、ローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトで、Geschichte in Wissenschaft und Unterricht(科学・教育のなかの歴史)誌の2021年7月・8月合併号の特集「ユダヤの歴史」を紹介する論説が掲載されました。

 

 

 巻頭論文は、ミリアム・リュールップさんによる「ユダヤの歴史は誰のものか――ドイツ連邦共和国におけるユダヤ現代史の制度化」です。

 わたしの研究テーマに関わる論文もありますね。読まないと。

 

  • Stefan Vogt: Zwischen Togo und Tel Aviv. Otto Warburg als Jude und Zionist in der deutschen Kolonialbewegung, in: Geschichte in Wissenschaft und Unterricht, 72: 7/8 (2021).