浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

「想起/抵抗/団結」――ザクセン州ホイエルスヴェルダ市での排外主義的暴行事件から30年

 1991年9月17日から23日にかけて、ザクセンの小さな都市ホイエルスヴェルダ(Hoyerswerda)で、契約労働者居住施設および難民宿泊施設への人種主義的な暴行事件が起こりました。それからちょうど30年が経ち、ベルリン州政治教育センターが「想起/抵抗/団結(Remember/Resist/Unite)」と題したシンポジウムを企画しました。その記録動画が YouTube で配信されています。リンク先はこちらです。

 

 

 シンポジウムのテーマは、人種主義に対する当時の(ポスト)移民集団による抵抗を、とくにアジア・アフリカ系ドイツ人の視点から問うことです。パネル討論では、現在の人種主義に抗する「コミュニティ越境的戦略(Cross-Community-Strategien)」が探求されています。

 

 ドイツ再統一の時期に起きた排外主義的暴力を振り返る試みについて、このブログでもいくつか紹介してきました。関心のある方はどうぞ。