浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ドイツ表現主義と植民地主義――ローザ・ルクセンブルク財団より

 2021年11月22日、ローザ・ルクセンブルク財団のウェブサイトに、ドイツ表現主義植民地主義の関連を問う論文集を紹介する記事が掲載されました。リンク先はこちらです。

 

 

 記事の内容を少し紹介します。

 この論文集は、アムステルダムコペンハーゲン、そしてベルリンのブリュッケ美術館の共同プロジェクトを基にしたものです。ドイツ語版と英語版が出版され、帝政期ドイツの植民地主義、そのエキゾチシズムと人種主義を問うものです。とくに、エミール・ノルデ(1867-1956年)とエルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー(1880-1938年)が取り上げられています。

 

 紹介記事を執筆したベルント・ヒュットナーさんのより詳しい書評は、Expressionismus の第14号に掲載されており、その最終稿PDFへのリンクも貼られています。

 

 アムステルダム市立美術館による展示会のリンクはこちら。

 

 

 この展示会を紹介するYouTube動画(英語字幕あり)はこちら。

 

 

 ドイツ表現主義の拠点の一つとなった「ブリュッケ(橋)」の名前を引き継いだ、ブリュッケ美術館による展示会案内はこちら(会期は2021年12月18日から2022年3月20日まで)。