浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

世界エイズデーに寄せたドイツ連邦文書館のヴァーチャル展示

 もうだいぶ過ぎてしまいましたが、12月1日は世界エイズデーということで、ドイツ連邦文書館のウェブサイトでは、関連するヴァーチャル展示が公開されています。リンク先はこちら。

 

 

 「『ともに挑戦を受け入れる』――12月1日世界エイズデー」という意味です。また副題として、「差別と排除ではなく啓蒙と予防を」が付されています。

 ドイツ連邦共和国では、1982年にそれまで未知の、致死性の感染症が知られることになる最初の症例が現れたとのことです。数年にわたる研究の結果、原因となるウィルスと感染経路が判明し、それが1986年にHIVと名づけられたと説明されています。また、免疫が破壊されていく症状からAIDSとの表記が確立したことも合わせて指摘されています。

 

 このヴァーチャル展示では、ドイツ連邦文書館の所蔵史料から、このテーマに関するドイツ連邦政府の取り組みが跡づけられています。