浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

「女性と歴史・バーデン=ヴュルテンベルク」ウェブサイトについて

 Frauen & Geschichte Baden-Württemberg e.V. (女性と歴史・バーデン=ヴュルテンベルク社団法人)のウェブサイトを訪問しました。1994年、この協会は、歴史学への参加と斡旋に女性の参加を強め、研究におけるジェンダーのカテゴリーに力点が置かれるようにするために設立されたとのことです。バーデン=ヴュルテンベルク州ならびに隣接州から約120の団体が会員となっており、同州の女性協議会の構成員でもあります。

 

 2022年5月6日・7日に「西南ドイツにおける争われる記憶」というシンポジウムをシュトゥットガルトで開催するそうで、そこには、ナチズムと並んで、植民地史にも言及されています。

 

 ホームページの "Archiv" のタブから "Publikationen" のページに入ると、関連する出版物が紹介されています。なかでも「移民過程のなかの女性」という論文集に興味が引かれます。

 

 

 また、2019年に始まり、2023年まで続く、Wiki-Girls というプロジェクトも面白そうです。