浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ベルリンの「躓きの石」について

 ベルリンを歩いていると、本当に「躓きの石(Stolperstein)」によく出くわして、そのたびに立ち止まっています。「ベルリンの躓きの石」というウェブサイトがあり、そこで情報を入手できます。

 

 

 このウェブサイトを知ったきっかけは、ローザ・ルクセンブルク財団のSNSです。ローザ・ルクセンブルクの親友としてマティルデ・ヤーコプ(Mathilde Jacob, 8. März 1873 - 14. April 1943)が紹介されていました。

 彼女は、ローザ・ルクセンブルクが投獄されていたとき、手紙や原稿を密かに手交していたとのことです。また、政治・言論界で活動し、反ナチ抵抗運動と関係していましたが、1942年7月にテレージエンシュタット強制収容所に移送され、そこで1943年4月に亡くなりました。

 彼女の経歴について、上記のウェブサイトが紹介してくれています。