浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

第一次世界大戦賠償問題白書の公表から100年――ドイツ連邦文書館より

 1922年4月20日は、ドイツ外務省が第一次世界大戦に関する『賠償問題資料集(1921年5月-1922年5月)』白書を公表してから100周年とのことです。ドイツ連邦文書館のSNSで知りました。

 

 

 同資料集には、支払い計画、議事録、交換された覚書などが採録されているということです。上記のリード文によれば、対外政策だけではなく、国内政治においても、戦争責任問題と賠償履行は中心的なテーマでした。

 上記のページでは、1921年5月のいわゆる「ロンドン最後通牒」から1922年1月のカンヌ会議に至る過程が簡潔に説明されています。また、関連する史料への直接リンクなどもあります。