研究ノートです。
2022年3月24日、ローザ・ルクセンブルク財団のウェブサイトに、「補償の三角形――アルジェリア、フランス、ドイツについての小論」という論説が掲載されました。
内容を要約すると、ナチ・ドイツに対して、フランス側に立って戦ったにもかかわらず、第二次世界大戦後、フランスに対する独立のために多くの犠牲を強いられたアルジェリアは、フランスに対して補償を要求しており、それには、戦後のフランス=ドイツ関係のように、アルジェリア=フランス関係の発展に、ドイツは第三者のパートナーとしてサポートできるだろう、と主張するものです。
著者は政治学の専門家でして、このテーマで本を公刊しています。