浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ハンブルクのローテンバウム博物館(旧民族学博物館)展示評――H-Soz-Kultより

 少し前になりますが、2022年12月7日23日にドイツ語圏の歴史学系総合ポータルサイト H-Soz-Kult に、ハンブルクのローテンバウム博物館で開催された「ベニン――略奪された歴史」という展示評が掲載されました。

 

 

 話題のベニン・ブロンズの返還が決定されたなかでの展示であり、その意味で、この展示会は、無条件の返還を目指す、ハンブルクの旧民族博物館であるローテンバウム博物館とナイジェリアの博物館委員会が協力する一つの政治的な行為として理解されています。 

 この展示会は、2022年末までローテンバウム博物館で参観でき、100年以上経て初めて、同館が所蔵する179点のベニン・ブロンズがすべて陳列されているとのことです。

 写真も合わせたかなり詳細な展示評になっています。関心のある方はぜひご覧ください。