浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ルール地域の産業遺産を学ぶ――ルール地域連合ウェブサイトより

 ルール地域連合(Regionalverband Ruhr)のウェブサイトにある「テーマ・ルート――ルール地域のすべての諸相」というページを知りました。

 

 

 ドイツの工業化を主導したルール地域ですが、その歴史を産業遺産として観光資源とする取り組みが進んでいることは、しばらく以前から知っていました。このページでは、ルール地域の産業文化をテーマごとに紹介するものです。1000以上の産業立地を組み込んで、その諸相のすべてを包括しようという取り組みです。

 

 重点領域として、「鉱山」、「鉄鋼」、「輸送」、「建築」、「余暇空間」、「都市」、「生活世界」が分類されています。

 

 最初の5のルートのタイトルを紹介します。

 

  1. ドゥイスブルク――都市と港
  2. 工業的文化景観・関税同盟
  3. ドゥイスブルク――ライン川沿いの工業文化
  4. オーバーハウゼン――工業が都市をつくる
  5. クルップと都市エッセン

 

 概要とキャプション付きの多くの写真が紹介されています。講義の導入に使えそうです。