2022年10月21日、ドイツ語圏の左派系オンライン・メディア nd 紙に、「逃亡ではなく、闘争を」という趣旨で、レオ・トロツキーの反ユダヤ主義への闘争に焦点を当てた論説が掲載されました。
レオ・トロツキーは、1903年バーゼルでの第6回シオニスト会議でレポーターとして参加し、「ユダヤ国家」に反対したり、その後ペトログラードの労働者評議会の議長として、またロシア革命期の内戦状況のなかで赤軍の指揮官として反ユダヤ主義的なポグロムへの対抗に尽力したと指摘されています。彼はユダヤ系の出自であっても、非ユダヤ教徒で、マルクス主義者として、ユダヤ教国民国家の建設に決して賛同しなかったと述べられています。
これはフランクフルトのブーフメッセ(見本市)に合わせて、以下の本を紹介したものです。
【2023年1月13日追記】
関連書籍の紹介です。『反ユダヤ主義に対抗する社会主義』というタイトルで、2022年に刊行されています。