浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ロシア人権団体メモリアルへの連帯の動きについて――ドイツ連邦政治教育センターへの投稿論説

 ロシアの人権団体で、おもにソ連時代の人権侵害を記録する活動を行ってきたメモリアル(Memorial)は、2021年12月28日にロシア最高裁の決定によって解散が決まり、翌日、その判決が下されました。そのおよそ一年後、そのメモリアルは、2022年12月10日、オスロノーベル平和賞を授与されてました。

 その受賞と同日、ドイツ連邦政治教育センターのホームページへの投稿論説が掲載されました。

 

 

 こちらは、およそ1年前のメモリアルの活動禁止とウクライナ戦争の開始以降、ドイツのいくつかの記念施設が、ロシアから出国した人権活動家・歴史家を支援する道を探る連帯の活動を紹介するものです。

 「メモリアル・インターナショナルへの支援とその地域的加盟連合」、「国家のシナリオにそった清算」、「ブランデンブルクからの記念館抗議」、「広がる連帯のネットワーク」などの見出しが続きます。

 

 以前にこのブログでも、メモリアルへの連帯の動きを紹介しました。関心のある方はどうぞ。