浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

右翼に対抗する研究――テュービンゲン大学における極右研究所の設置についてのインタビュー記事

 2023年4月14日、ドイツの左派系メディア、nd 紙に、「極右研究所――右翼に抗する研究」という論説が掲載されました。テュービンゲン大学に新しい研究所が設置されるとのことで、その設置申請を作成した一人、メディア学を専攻するターニャ・トーマスさんへインタビューを行った記事です。

 

 

 最初に、インタビュワーが、ドイツ連邦内務大臣ナンシー・フェーザーが極右を新たに「われわれの民主主義への最大の過激主義的脅威」と呼んだことを指摘し、その脅威について知らなすぎということか、とたずねています。

 そして、トーマスさんは、もちろん「あまりに知らない」と答え、極右活動家および新右翼についてだけでなく、また日常世界でそれと結びつく可能性とそのダイナミズム、それらを通じて社会のなかで様々な集団がそのイデオロギーに共感を覚えていることについて知らないと述べています。

 読了の目安は8分とのことです。

 

 テュービンゲン大学のプレスリリースへのリンクも貼っておきます。