浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ラナ・プラザ崩落事故から10年――ローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトより

 2023年4月24日、ローザ・ルクセンブルク財団の英語版ウェブサイトに、バングラデシュダッカ近郊で起きたラナ・プラザ崩落事故から10年を経たことで、この事件を回顧するリレー・トーク形式の討論記事が掲載されました。

 

 

 リード文を要約します。

 縫製工場があった商業ビル、ラナ・プラザは、2013年4月24日に崩落し、5000人以上が地下に埋もれてしまった。その日よりも前に、工場の建物の壁には亀裂が見つかっており、その8階建てのビルの崩壊はすでに差し迫っていた。縫製工場労働者はその危険を伝えていたが、工場経営者によって拒まれ、仕事に来なければ賃金カット・解雇すると脅かされていた。

 

 トークには、ローザ・ルクセンブルク財団南アジア局で研修中で、人権研究で修士号をもつ、Strachovさん、ジャーナリスト・研究者・フェミニストブロガーのGulrukhさん、そして1995年に設立された縫製工場労働者統一フォーラムの議長Mishuさん、そして全国縫製労働者連合の議長Amirulさんが参加しています。