浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ゾーリンゲン放火殺害事件から30年――オープンアクセス論文集

 1993年5月29日の夜間にゾーリンゲントルコ人移民家庭に対する放火殺害事件が発生しました。2023年はそれからちょうど30年になります。その事件を振り返る論文集が、4月に刊行されました。オープンアクセスです。

 

 

 出版社による本書紹介では、この事件から30年が経つものの、専門家による社会政治的・学術的取り組みがほとんど見られないと批判したうえで、この論文集では批判的にこの事件の経緯と関連した出来事を整理し、その影響と帰結を様々な視点から論じているとのことです。また、専門家の知見だけではなく、事件の生存者・遺族や人種主義者・極右の暴力に遭遇した人びとの体験が語られていると述べられています。

 

 また、5月26日、ドイツ連邦政治教育センターのウェブサイトにも特集解説ページが公開されました。以下にリンクを貼っておきます。