浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

第一次世界大戦以前のドイツ社会民主党における植民地問題――フリードリヒ・エーベルト財団より

 2024年7月25日に、ドイツ社会民主党系のフリードリヒ・エーベルト財団ホームページに、「『万国のプロレタリアよ、団結せよ」』か――ドイツ社会民主主義の植民地問題の論議」というタイトルの論説が掲載されました。1884年ドイツ帝国の植民地獲得による領土拡大の開始とともに、ドイツ社会民主党内部でも立ち位置をめぐって紛糾した歴史を振り返っています。

 

 

 末尾に参考文献リストがあり、参考になります。とくに、以下の論文は以前に読んで、勉強になりました。

 

  • Jens-Uwe Guettel, "The Myth of the Pro-Colonialist SPD: German Social Democracy and Imperialism before World War I." Central European History, vol. 45, no. 3 (2012), 452–484.