2024年12月22日に日本学術会議第193回総会が開催されました。日本学術会議HPには、会長談話ほか、総会配布資料へのリンクが貼られています。
一部を抜粋します。
総会では、これまで日本学術会議の示してきた深刻な懸念がなお解消されていないと
いう意見、最終報告に対して一定の評価をした上で今後より良い制度設計に向けて具体的な議論を重ねるべきという意見等、多様な意見が出され、真摯な意見交換が行われた。[中略]総会の議論でも示されたように、日本学術会議が説明してきた懸念点の一部については、懇談会及びWGにおける議論の過程でその趣旨が明らかにされ、お互いの理解が進み、最終報告に記載されたものもあり、ここまで関係者間で積み重ねてきた議論には一定の意義があったと考えている。ただし、今般の最終報告では、日本学術会議がこれまで主張してきた点について反映されていない点がある。このことは残念であるが、そうした点についても、日本学術会議の主張については最終報告にも明記いただいたところであり、今後、法制化の過程で更なる検討をする余地があるものと考える。
総会配布資料はこちらです。