浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

『基礎概念における20世紀』事典のオンライン公開について

 オットー・ブルンナー、ヴェルナー・コンツェ、ラインハルト・コゼレックが編集した全8巻の Geschichtliche Grundbegriffe(歴史的基礎概念)という事典がありますが、その批判的継承をめざした、Das 20. Jahrhundert in Grundbegriffen という事典のオンライン版の刊行が始まりました。リンクを貼っておきます。

 

 

 約150の見出し語のなかで、ドイツにおける歴史的な意味論を探るもので、非同時性、加速的な摩耗、概念的な革新、表記上の革命によって20世紀に特徴的な言葉が選ばれているとのことです。

 シュヴァーベ出版社の電子ライブラリーのなかで段階的にオープンアクセスで公開し、最終的に5巻本としてまとめられるそうです。