浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

文書館関係|一般

ナチ不正に対する補償に関するポータルサイト――Archivportal-Dより

2022年6月1日、ドイツ文書館総合ポータルサイト Archivportal-D で、テーマ別ポータルサイト「ナチ不正の補償」がオンライン公開されました。 Themenportal: Wiedergutmachung nationalsozialistischen Unrechts, in: Archivportal-D. 同サイトSNSでの情報発…

文書館・図書館・記録政策における女性・ジェンダー――オーストリア図書館員連合通信より

オーストリア図書館連合のニューズレター、Mitteilungen der Vereinigung österreichischer Bibliothekarinnen & Bibliothekareの第75巻第1号(2022年)が公刊されました。「文書館、図書館、記録政策――女性およびジェンダーに特化したアクセスについて」と…

ミュンヒェンの反ファシズム情報記録文書館 a.i.d.a. について

以前に、ドイツの反ファシズム関係文書館の図書総合目録について、このブログで紹介しました。 「ドイツの反ファシズム関係7文書館の図書総合目録」浅田進史研究室/歴史学ブログ、2020年7月6日 そのうちの一つ、ミュンヒェンにある反ファシズム情報記録文書…

ドイツの政党関係史料の整理・保存の取り組み

2022年4月26日、フリードリヒ・エーベルト財団のホームページに、ドイツの政党系財団の文書館による史資料収集・記録保存についての共通化・体系化に合意した文書が掲載されました。 Dokumentations- und Sammlungsprofil der Archive der Politischen Stift…

第一次世界大戦のドイツ賠償金支払いに関する会議について――Archivportal-Dより

ドイツ文書館総合ポータルサイトArchivportal-D に、 "Im Blickpunkt(視点のなかで)" というオンライン史料展示企画があります。 2022年4月1日、その企画の一環として、第一次世界大戦を終結させたヴェルサイユ講和条約に定められたドイツ賠償金の支払いに…

ハンス=リッテン文書館(HLA)と「赤い援助(Rote Hilfe)」について

色々とたどっていましたら、労働運動・社会運動の連帯組織の歴史を収集・保存・支援するハンス・リッテン文書館(Hans-Litten-Archiv)を知りました。 Hans-Litten-Archiv e.V. この文書館は、2005年2月にゲッティンゲンで設立されたとのことです。 2022年2…

国際公文書館会議(ICA)のウクライナ文書館員との連帯声明について

2022年2月25日、International Council on Archives(ICA、国際公文書館会議)がウクライナの文書館・資料館専門職員との連帯声明をウェブサイトにて発表されていました。ICAの日本語での説明はこちらをどうぞ。 Solidarity with Ukrainian Archives and Rec…

ヴァイマル共和国時代のドイツ社会学について――Archivportal-Dより

ドイツ文書館総合ポータルサイト Archivportal-D の "Im Blickpunkt(視点のなかで)" というオンライン史料展示企画のなかで、ヴァイマル共和国時代のドイツ社会学をテーマとした論説が掲載されました。 Sebastian Klauke, Soziologie in der Weimarer Repu…

ドイツ青年運動文書館について

2022年2月1日にドイツの労働者青年運動文書館(Archiv Arbeiterjugendbewegung)のウェブサイトについて紹介しました。 「ドイツの労働者青年運動文書館について」浅田進史研究室/歴史学ブログ、2022年2月1日 今度は、ドイツ青年運動文書館(Archiv der deu…

ドイツの労働者青年運動文書館について

ちょっとしたことから、Archiv Arbeiterjugendbewegung(労働者青年運動文書館)のホームページを訪問しました。 Archiv Arbeiterjugendbewegung ドルトムント近郊に1982年に建設され、2004・2005年に拡張されました。公共施設として開放され、調査・研究を…

ヴァンゼー会議記念館のオンライン展示について

2022年1月8日がラインハルト・ハイドリヒがヴァンゼー会議を招集して80年目です。ヴァンゼー会議記念館のSNSが発信していました。同館のウェブサイトを訪問したところ、史資料の公開、教材、さらにオンライン展示も充実していました。 オンライン展示のリン…

Der Funke――フリードリヒ・エーベルト財団ウェブサイトよりオンライン公開

Internationaler Sozialistischer Kampfbund(ISK、国際社会主義闘争同盟)が発行しした日刊紙、Der Funke (デア・フンケ)がフリードリヒ・エーベルト財団のウェブサイトでオンライン公開されています。リンク先はこちら。 Der Funke: Tageszeitung für Re…

IALHI(労働史研究機関国際協会)よりロシア人権団体「メモリアル」閉鎖の危機を憂慮する声明

このブログでは、以前にIALHI(International Association of Labour History Institutions、労働史研究機関国際協会)について紹介しました。 2021年11月15日、この協会のウェブサイトに、ロシア人権団体「メモリアル(Memorial)」(モスクワ)が最高裁の…

「諸々のネットワークを動かす」――デジタルドイツ女性アーカイブについて

このブログでは、デジタルドイツ女性アーカイブ(DDF=Digitales Deutsches Frauenarchiv)からの情報を、定期的に紹介してきました。 このDDFの活動を紹介するインタビュー記事が、Digital Media Women というウェブサイトに掲載されました。インタビューさ…

ドイツデジタル図書館によるドイツ新聞ポータルの開始

2021年10月28日、ドイツデジタル図書館のホームページに、ドイツ新聞ポータル(Deutsche Zeitungsportal)の開始に関するプレスリリースが掲載されました。 Die Deutsche Digitale Bibliothek startet das Deutsche Zeitungsportal mit zentralem Zugang zu …

第二次世界大戦後のハンブルク女性運動関係資料収集・デジタル化プロジェクト――Hamburger Frauenringなど

2021年10月8日、デジタルドイツ女性アーカイブ(Digitales Deutsches Frauenarchiv)のウェブサイトで、同機関が研究助成を行い、ハンブルク女性市文書館(Frauenstadtarchiv Hamburg、FSA)が推進するプロジェクトを紹介する記事が掲載されました。プロジェ…

ニュルンベルク裁判関係史料のオンライン公開

スタンフォード大学のオンライン・アーカイブより、ニュルンベルク裁判関係史料がオンライン公開されました。公開された史料の総データ容量は50テラバイトとのことです。リンク先はこちら。 Taube Archive of the International Military Tribunal (IMT) at …

「マルタ・ヒラースは誰だったのか」――匿名ベストセラー『ベルリンのある女性』をめぐって

2021年9月22日、Hypothesesというサイトに、「マルタ・ヒラースは誰だったのか」という論説が投稿されました。 Manuela Ostermeier: Wer war Marta Hillers? Kontroversen zum Bestseller „Eine Frau in Berlin“ von Anonyma, in: Hypoteses, 22. September …

ベルリンの極右に関するメディア・アーカイブ=教育センターapabizについて

apabiz(antifaschistisches pressarchiv und bildungszentrum berlin e.V.)というベルリンの反極右・反ネオナチ監視を目的としたメディア・アーカイブ=教育センターを知りました。そのホームページはこちらです。 apabiz: antifaschistisches pressearchi…

アナーキズムについてのドイツ語ポータルサイト

ちょっとしたことから、アナーキズムについてのドイツ語ポータルサイトにたどり着きました。 www.anarchismus.at アナーキズムの古典、スペイン革命、歴史、フェミニズム、(反)教育、反軍国主義など様々なテーマについて、数多くの情報が掲載されています。…

女性音楽家の業績と報酬をめぐるジェンダー・ギャップ――デジタルドイツ女性アーカイブより

2020年5月28日、デジタルドイツ女性アーカイブのウェブサイトに、「出だしの音を奏でた女性――トップ業績とジェンダー(給与)ギャップ」という趣旨のタイトルの論説が掲載されました。つい最近気づきました。 Anne-Marie Bernhard/Martina Bick/Susanne Wosn…

ヴァイマル期教育改革――ドイツ文書館総合ポータルサイトArchivportal-Dより

ドイツ文書館の総合ポータルサイト Archivportal-D では、"Im Blickpunkt" と題した視点重視のオンライン史料展示がアップされています。このブログでも、これまでにこのサイトと Im Blickpunkt について紹介してきました。 さて、2021年7月29日に、Im Blick…

アムステルダムの国際社会史研究所ホームページからみるアナーキズムのポスターコレクション

アムステルダムに国際社会史研究所があります。 IISG | International Institute of Social History Black Trowel Collective というSNSアカウントから、アムステルダムのポスターコレクションから ”anarchism” と検索したら、という紹介メッセージがありま…

ドイツ文書館員連合(VdA)による大洪水に関するプレスリリース(2021年7月22日)

2021年7月22日、ドイツ文書館員連合(VdA、Verband deutscher Archivarinnen und Archivare e.V.)のホームページに、ドイツでの災害による文書館への被害に関するプレス・リリースが掲載されました。 Pressmitteilung zu den Naturkatastrophen im Juli 202…

マックス・プランク協会文書館について――Archivportal-Dの文書館自己紹介より

ドイツの文書館総合ポータルサイト、Archivportal-D では、「文書館が自己紹介します(Archive stellen sich vor)」という取り組みがあります。 2021年6月14日、マックス・プランク協会文書館(Archiv der Max-Planck-Gesellschaft)についての紹介記事が掲…

ドイツ植民地史に関する文書館史料案内総合サイトについて

ドイツ植民地主義についての総合的な文書館案内ウェブサイトがあります。 Willkommen - Archivführer Deutsche Kolonialgeschichte 2017年にポツダム専門大学(Fachhochschule Potsdam)が外務省と共同で始めたプロジェクトです。 史料の所在や説明について…

デジタル化されたコミンテルンの反帝国主義同盟関係資料について

研究メモです。 反帝国主義同盟(League against Imperialism)に関するコミンテルンのファイルのデジタル化資料が閲覧できるとのことです。以下のリンクのドイツ語史料のなかに、1926年2月のベルリン市庁舎地下室での会合出席者のリストがあるそうです。 До…

ドイツ堕胎罪をめぐる150年――デジタルドイツ女性アーカイブより

2021年5月、デジタルドイツ女性アーカイブのホームページにドイツ堕胎罪をめぐる女性運動を特集したサイトが開設されました。 § 218 und die Frauenbewegung. Akteurinnen – Debatten – Kämpfe, in: Digitales Deutsches Frauenarchiv 4月末に、すでにこのホ…

ドイツの自然科学系専門職女性たち MINT-Mütter の足跡をたどるプロジェクトについて

2021年5月3日、デジタルドイツ女性アーカイブのウェブサイトで、同アーカイブが助成する自然科学系の研究職・技術職に就いた女性たちの足跡をたどるプロジェクトの紹介記事が掲載されました。 Frauen in MINT-Berufen – selbstbewusst und engagiert | Digit…

ベルリンのレズビアン文書館・図書館 Spinnboden と Ilse Kokula

ベルリンにレズビアン文書館・図書館シュピンボーデン(Spinnboden - Lesbenarchiv und Bibliothek Berlin)があります。*1 Spinnboden: Startseite そのシュピンポーデンにレズビアン歴史家・活動家イルゼ・コクラ(Ilse Kokula、1944年生まれ)氏より彼女…