浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ドイツ史|戦後史・冷戦史・現代史

マイケル・ロスバーグ、ホロコーストとアルジェリア独立闘争との関連性を語る――ローザ・ルクセンブルク財団より

研究メモです。 以前に、マイケル・ロスバーグさんの『多方向的記憶』について紹介しました。 「『歴史家論争2.0』――マイケル・ロスバーグの論説より」浅田進史研究室/歴史学ブログ、2021年1月20日 2022年7月4日、ローザ・ルクセンブルク財団のホームページ…

グローバリゼーション批判運動小史――ローザ・ルクセンブルク財団より

2022年6月、ローザ・ルクセンブルク財団のホームページに、『グローバリゼーション批判運動小史』という小冊子がアップされました。解説ページから小冊子PDFへのリンクが貼られています。 Ulrich Brand, Patrick Makal, Kleine Geschichte der globalisierun…

革命記念碑と記憶政策について――Geschichte der Gegenwartより

研究ノートです。 2022年6月26日、ドイツ語圏の歴史学系ウェブサイトGeschichte der Gegenwart(現在の歴史)に「共産主義はどれほど記憶に値するか――ミース・ファン・デア・ローエの革命記念碑の再建計画について」という論説が掲載されました。 Claus Legg…

ヨーロッパに在住するアフリカ系の人びとの組織化について――ローザ・ルクセンブルク財団より会議報告

2022年6月21日に「いかにヨーロッパにいる黒人が組織化し始めたか」というタイトルの論説が掲載されました。ベルリンで6月10日-12日に開催された「ブラック・ヨーロッパ」という会議の英文報告です。関心のある方はどうぞ。 Femi Awoniyi, How Black People…

アルトゥーア・ローゼンベルクについて

2022年6月8日、ドイツの左派系オンライン・ジャーナル Jacobin 誌に、「アルトゥーア・ローゼンベルク――ドイツの忘れられたマルクス主義者」という記事が掲載されました。 Jairus Banaji, Arthur Rosenberg: Deutschlands vergessener Marxist, in: Jacobin …

補償の三角形=アルジェリア・フランス・ドイツについて

研究ノートです。 2022年3月24日、ローザ・ルクセンブルク財団のウェブサイトに、「補償の三角形――アルジェリア、フランス、ドイツについての小論」という論説が掲載されました。 Claus Leggewie, Reparationsdreieck, in: Rosa-Luxemburg-Stiftung, 24. Mär…

ザクセン=アンハルト州でのネオナチによる暴力を記録する

2022年6月23-24日にライプツィヒ大学およびザクセン科学アカデミーで開催されたワークショップ「ザクセン・ポストコロニアル」に参加してきました。この催しについては、以前にこのブログでも紹介しました。 「ザクセン・ポストコロニアルについて」浅田進…

アフリカ系ドイツ人の歴史――ローザ・ルクセンブルク財団歴史ポッドキャストRosalux Historyより

2022年6月2日、ローザ・ルクセンブルク財団のSNSより、歴史ポッドキャスト Rosalux History に新しい音声放送がアップについてのお知らせがありました。今回で第18回目です。テーマは「アフリカ系ドイツの歴史」です。 Rosalux History - Rosa-Luxemburg-Sti…

ナチ不正に対する補償に関するポータルサイト――Archivportal-Dより

2022年6月1日、ドイツ文書館総合ポータルサイト Archivportal-D で、テーマ別ポータルサイト「ナチ不正の補償」がオンライン公開されました。 Themenportal: Wiedergutmachung nationalsozialistischen Unrechts, in: Archivportal-D. 同サイトSNSでの情報発…

ハンブルク現代史研究所の動画チャンネル

最近、vimeo というインターネットサービスを使って、ドイツ語圏の歴史系の動画がアップされていることに気づきました。 たとえば、ハンブルク現代史研究所(Forschungsstelle für Zeitgeschichte in Hamburg, FZH)は、このコロナ危機以降、チャンネルを開…

ハンブルク州教育科学労働組合における「赤狩り」を回顧するインタビュー

『GEWハンブルク雑誌』2022年3月-4月に、「相容れない決議――インタビュー」と題した記事が掲載され、そのPDF版がオンライン上で公開されました。同ホームページ上の紹介文はこちらです。記事のPDF版のリンクが貼ってあります。 Unvereinbarkeitsbeschlüsse …

ミュンヒェンの反ファシズム情報記録文書館 a.i.d.a. について

以前に、ドイツの反ファシズム関係文書館の図書総合目録について、このブログで紹介しました。 「ドイツの反ファシズム関係7文書館の図書総合目録」浅田進史研究室/歴史学ブログ、2020年7月6日 そのうちの一つ、ミュンヒェンにある反ファシズム情報記録文書…

2022年のドイツ労働史協会博士論文賞――1950-75年トリノとミュンヒェンにおけるイタリア系労働移民

2022年3月3日に、ドイツ労働史協会(German Labor History Association)の会員総会が開催され、そこで2022年同会博士論文賞が授与されました。出版された受賞作はこちらです。 Olga Sparschuh, Fremde Heimat, fremde Ferne. Italienische Arbeitsmigration…

ジャネット・ヴォルフについて――フリードリヒ・エーベルト財団歴史ブログより

ドイツ社会民主党系のフリードリヒ・エーベルト財団のホームページに、歴史ブログ「FEShistory - der Blog」というページがあることを知りました。 FEShistory - der Blog 2022年5月19日にそこに、「ジャネット・ヴォルフ――『聖書とベーベル』ともに正義と民…

1974年のドイツ連邦内閣議事録のオンライン公開――ドイツ連邦文書館より

2022年4月26日、ドイツ連邦文書館のウェブサイトに、第27巻(1974年)の『ドイツ連邦政府内閣議事録』のインターネットが、これまでの注釈なしの暫定版と差し替えられた、との案内が掲載されました。 Jahr des Kanzlerrücktritts, in: Bundesarchiv-Internet…

「植民地主義の終焉」――ローザ・ルクセンブルク財団歴史ポッドキャストRosalux Historyより

このブログでは、ローザ・ルクセンブルク財団の歴史ポッドキャストRosalux Historyに投稿された音声放送を紹介してきました。今回は、第17回「植民地主義の終焉」についてです。以下のリンク先から視聴できます。 Rosalux History - Rosa-Luxemburg-Stiftung…

国際連盟――ドイツ連邦文書館ヴァーチャル展示より

ドイツ連邦文書館のヴァーチャル展示として、同館ホームページの「ヴァイマル共和国100年」特設サイトに「国際連盟――政治的失敗とグローバル知識社会の結節点の設立」が掲載されました。リンク先はこちらです。 Der Völkerbund – Politisches Scheitern und …

いかにバンドン会議の精神を現在のために維持できるか――ローザ・ルクセンブルク財団より

先日、ここのブログでバンドン会議について触れましたので、ちょっと前になりますが、2020年2月にローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトに掲載された、バンドン会議をテーマとした論考へのリンクを貼っておきます。 Paul Stubbs, Das emanzipatorische Nac…

「グローバルなオルタナティヴとしての第三世界」――analyse & kritikより

2022年4月12日、パリのドイツ歴史研究所のアフリカ現代史研究者であるローベルト・ハインツェさんによる「グローバルなオルタナティヴとしての第三世界」というタイトルの論説が、ak(analyse & kritik)という左派系ドイツ語新聞ウェブサイトに掲載されまし…

アーデナウアー政権下のドイツ社会民主党へのスパイ行為――ツァイト紙より

2022年5月、ドイツの出版社Ch. Link社から、歴史家クラウス=ディートマー・ヘンケさんの研究成果が出版されます。それは、コンラート・アーデナウアー政権下で連邦情報局が、当時の対立政党であるドイツ社会民主党に対するスパイ活動を行っていたことをテー…

カティンの森事件の記念碑について――360citiesより

カティンの森事件記念碑が 360cities という360度オンライン都市体験ウェブサイトで見学できることを、ローザ・ルクセンブルク財団のSNSで知りました。 Katyn Memorial. The altar group of Polish part 360 Panorama | 360Cities 雪のなかで、ちょっとわか…

東ドイツ史に関する史料簡解――ドイツ連邦文書館より

ドイツ連邦文書館のウェブサイトに、「ドイツ民主共和国史――ドイツ連邦文書館およびシュタージ文書館所蔵の注釈つきの史料」というタイトルのページが公開されました。 DDR-Geschichte: Kommentierte historische Quellen aus den Beständen des Bundesarchi…

ライプツィヒ大学――第二次世界大戦後の左派知識人の交流の場として

2022年3月25日、ドイツ語圏の左派系メディア、nd のウェブサイトに、「一時的な協定」と題して、第二次世界大戦後のライプツィヒ大学が左派知識人にとって果たした役割を解説する論説が掲載されました。 Ernst Müller, Ein Pakt auf Zeit, in: nd, 25. März …

「女性と労働組合」――Hypothesesより

2022年3月8日、人文社会科学系研究ブログ・プラットフォームを掲げる Hypotheses というウェブサイトに、「女性と労働組合――繊維衣服産業組合の女性を事例にした労働組合史における新しい視角形成のための論告」というやや長い副題をもつ論説が掲載されまし…

東ヨーロッパを(忘れ)学ぶ――現代史オンラインより

2022年3月15日、ドイツ語圏の現代史研究ウェブサイト、zeitgeschichte | online(現代史オンライン)に、「東ヨーロッパを(忘れ)学ぶ――新しい歴史文化への論告」というタイトルの論説が掲載されました。 Elisa Satjukow, Osteuropa (ver)lernen: Ein Plädo…

ローマ・クラブ「成長の限界」から50年――nd紙より

1972年3月2日に発表されたローマ・クラブの「成長の限界」から50年ということで、3月1日にドイツの左派系 nd 紙より、当時、ドイツの左派がこの報告書をどのように受け止めたかを振り返る論説が掲載されました。 Alexander Amberger, Mangel an Kapitalismus…

Gedenkort-T4――ナチ「安楽死」犯罪に関するウェブサイトについて

Gedenkort-T4は、ベルリンのティーアガルテン通り4番地で行われたナチによる「安楽死」殺人の犠牲者を祈念し、その歴史についての情報を発信するオンライン・サイトです。2011年以降、このサイトは設置されているとのことです。 T4 Gedenk- & Informationsor…

1956・57年ドイツ金属工業労働者ストライキ――北ドイツ放送より

2022年2月20日、北ドイツ放送(NDR、Norddeutscher Rundfunk)のウェブサイトに「時間旅行――金属工業労働者ストライキ、1956・57年」というタイトルの放送が掲載されました。 Karl Dahmen, Zeitreise: Der Metallarbeiterstreik 1956/1957, in: NDR, 20. Feb…

「これは非ナチ化ではなく、ホロコーストの歪曲・軽視だ」――シュピーゲル誌のインタビュー記事より

2022年2月28日、ベルリンの代表的な週刊誌『シュピーゲル』のウェブサイトに、ロシア大統領ウラジミール・プーチンがウクライナ侵攻を正当化する際に、「非ナチ化」だと主張することを批判するインタビュー記事が掲載されました。 Isabel Metzger, Ukraine-K…

月刊誌UTOPIE kreativ のオープンアクセス化について

2022年2月17日、ローザ・ルクセンブルク財団のウェブサイトに掲載された記事によって、月刊誌"UTOPIE kreativ" (創造的ユートピアの意)の第1号(1990年9月)から第61号(1995年11月)がオープンアクセス化したことを知りました。 «Utopie kreativ» Heft 1-…