2023年11月27日に、デジタルドイツ女性アーカイブのウェブサイトに、「抵抗の(諸)歴史」というタイトルの論説が掲載されました。
リード文では、著者は、フェミニズム的で移民のイニシアティヴのローカルな運動史的遺産がほとんど記録されていない、と問題を提起しています。そこで、ハンブルク女性都市文書館(FrauenStadtArchiv Hamburg)がハンブルク女性移民同盟(Migratinnen Bund Hamburg)の歴史と活動家の記録をデジタル化するプロジェクトに取り組むとのことです。
論説では、ハンブルク女性移民同盟の活動の歴史が紹介されています。見出しは以下の通りです。
- ハンブルク州女性評議会の加盟連合としてのハンブルク女性移民同盟(Der Migratinnen Bund Hamburg e.V. als Mitgliedsverband im Landesfrauenrat Hamburg e.V.)
- 交差性と多様性を強くする(Intersektionalität und Diversity stärken)
- 周縁化された歴史を可視化する(Marginalisierte Geschichte sichtbar machen)
著者のツェツィーリア・マークさんは、歴史学の修士号を取得された方で、(ポスト)植民地主義とナチズムについて研究されており、また政治教育家で、ハンブルク女性都市文書館の管理もされています。