浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

いかにバンドン会議の精神を現在のために維持できるか――ローザ・ルクセンブルク財団より

先日、ここのブログでバンドン会議について触れましたので、ちょっと前になりますが、2020年2月にローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトに掲載された、バンドン会議をテーマとした論考へのリンクを貼っておきます。 Paul Stubbs, Das emanzipatorische Nac…

第一次世界大戦のドイツ賠償金支払いに関する会議について――Archivportal-Dより

ドイツ文書館総合ポータルサイトArchivportal-D に、 "Im Blickpunkt(視点のなかで)" というオンライン史料展示企画があります。 2022年4月1日、その企画の一環として、第一次世界大戦を終結させたヴェルサイユ講和条約に定められたドイツ賠償金の支払いに…

「グローバルなオルタナティヴとしての第三世界」――analyse & kritikより

2022年4月12日、パリのドイツ歴史研究所のアフリカ現代史研究者であるローベルト・ハインツェさんによる「グローバルなオルタナティヴとしての第三世界」というタイトルの論説が、ak(analyse & kritik)という左派系ドイツ語新聞ウェブサイトに掲載されまし…

アーデナウアー政権下のドイツ社会民主党へのスパイ行為――ツァイト紙より

2022年5月、ドイツの出版社Ch. Link社から、歴史家クラウス=ディートマー・ヘンケさんの研究成果が出版されます。それは、コンラート・アーデナウアー政権下で連邦情報局が、当時の対立政党であるドイツ社会民主党に対するスパイ活動を行っていたことをテー…

ハンス=リッテン文書館(HLA)と「赤い援助(Rote Hilfe)」について

色々とたどっていましたら、労働運動・社会運動の連帯組織の歴史を収集・保存・支援するハンス・リッテン文書館(Hans-Litten-Archiv)を知りました。 Hans-Litten-Archiv e.V. この文書館は、2005年2月にゲッティンゲンで設立されたとのことです。 2022年2…

カティンの森事件の記念碑について――360citiesより

カティンの森事件記念碑が 360cities という360度オンライン都市体験ウェブサイトで見学できることを、ローザ・ルクセンブルク財団のSNSで知りました。 Katyn Memorial. The altar group of Polish part 360 Panorama | 360Cities 雪のなかで、ちょっとわか…

フォークランド紛争開始から40年――ローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトより

日本でもすでに取り上げられていますが、2022年4月2日は、1982年に始まったフォークランド紛争/マルビナス戦争から40年ということで、ローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトに回顧する論説が掲載されました。 Florian Weis, Thatchers Sieg und Aufstieg.…

東ドイツ史に関する史料簡解――ドイツ連邦文書館より

ドイツ連邦文書館のウェブサイトに、「ドイツ民主共和国史――ドイツ連邦文書館およびシュタージ文書館所蔵の注釈つきの史料」というタイトルのページが公開されました。 DDR-Geschichte: Kommentierte historische Quellen aus den Beständen des Bundesarchi…

右翼テロリズムのトランスナショナル・ヒストリー

研究メモです。 2022年にラウトレッジ出版社から右翼テロリズムのトランスナショナル史という論文集が出版されました。ちょっと関心があるので、出版社の紹介リンクを貼っておきます。 Johannes Dafinger and Moritz Florin (eds.), A Transnational History…

ヴァイマル共和国の「選挙マラソン」――ドイツ連邦文書館より

ドイツ連邦文書館のウェブサイトに、ヴァイマル共和国時代の選挙を「マラソン」という比喩で学ぶページ「ヴァイマル共和国の選挙マラソン――民主主義の勃興から共和国の解体まで」が掲載されました。 Wahlmarathon in der Weimarer Republik: Vom Aufbruch in…

ライプツィヒ大学――第二次世界大戦後の左派知識人の交流の場として

2022年3月25日、ドイツ語圏の左派系メディア、nd のウェブサイトに、「一時的な協定」と題して、第二次世界大戦後のライプツィヒ大学が左派知識人にとって果たした役割を解説する論説が掲載されました。 Ernst Müller, Ein Pakt auf Zeit, in: nd, 25. März …

「女性と労働組合」――Hypothesesより

2022年3月8日、人文社会科学系研究ブログ・プラットフォームを掲げる Hypotheses というウェブサイトに、「女性と労働組合――繊維衣服産業組合の女性を事例にした労働組合史における新しい視角形成のための論告」というやや長い副題をもつ論説が掲載されまし…

東欧におけるドイツ植民地主義の遺産――Merkurより

『メルクーア(Merkur) 』という、1947年に創刊されたドイツ語圏のヨーロッパ思想を専門とする雑誌があります。2022年3月30日に同誌のウェブサイトに、「ドイツ、ウクライナ、ロシア、そして東ヨーロッパにおけるドイツ植民地主義の遺産」というタイトルの…

「黒人とドイツ人」――ドイツ連邦政治教育センターより

2022年3月に刊行されたドイツ連邦政治教育センターの雑誌、APuZ、すなわち Aus Politik und Zeitgeschichte(政治と現代史から)は、「黒人とドイツ人」特集です。ウェブサイトからフリー・ダウンロードできます。"Kostenloses Pdf"をクリックしてください。…

フェミニズムの歴史を学ぶドイツ語カード教材 Feminist History Walk――ローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトより

2022年3月にローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトに、「フェミニスト・ヒストリー・ウォーク」と題した、世界各地のフェミニズム運動の言葉と活動を紹介した学習教材がアップされました。教材全体の説明はこちら。 Anne Steckner, Feminist History Walk:…

東ヨーロッパを(忘れ)学ぶ――現代史オンラインより

2022年3月15日、ドイツ語圏の現代史研究ウェブサイト、zeitgeschichte | online(現代史オンライン)に、「東ヨーロッパを(忘れ)学ぶ――新しい歴史文化への論告」というタイトルの論説が掲載されました。 Elisa Satjukow, Osteuropa (ver)lernen: Ein Plädo…

インゲ・ドイチュクローンさん逝去――Tagesspiegel紙より

2022年3月9日、ベルリンの日刊紙ターゲスシュピーゲルのオンライン版に、ホロコースト生存者であり、ベルリン名誉市民でもあるインゲ・ドイチュクローン(Inge Deutschkron)さんの死亡記事が掲載されました。 Holocaust-Überlebende mit 99 Jahren gestorbe…

ロシア帝国への回帰――プーチンの歴史政策について

2022年3月2日、ローザ・ルクセンブルク財団のウェブサイトに、「ロシア帝国への回帰――ウラジミール・プーチンの歴史政策について」と題した論説が掲載されました。 Fabian Wisotzky, Zurück zum russischen Imperium, in: Rosa-Luxemburg-Stiftung, 2. März …

反戦記念日としての国際女性デー――SoZより

『社会主義新聞(Sozialistische Zeitung、Soz)』の2022年3月号オンライン版に、国際女性デーを反戦記念日でもあると論じた、女性史家・活動家ギーゼラ・ノッツ(Gisela Notz)氏の寄稿が掲載されました。 Gisela Notz, Der Internationale Frauentag ist a…

ローマ・クラブ「成長の限界」から50年――nd紙より

1972年3月2日に発表されたローマ・クラブの「成長の限界」から50年ということで、3月1日にドイツの左派系 nd 紙より、当時、ドイツの左派がこの報告書をどのように受け止めたかを振り返る論説が掲載されました。 Alexander Amberger, Mangel an Kapitalismus…

1921年リガ平和条約を振り返る――nd紙より

2022年2月25日、ドイツの左派系メディアの nd 紙に、ロシアによるウクライナ侵攻を念頭に置きつつ、1921年3月18日のリガ平和条約を考察した記事が掲載されました。 Holger Politt, Ein Krieg wird legitimiert: Riskantes Spiel mit alten Rechnungen, in: n…