浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ドイツ史|戦争

ダッハウ強制収容所とスペイン内戦――ローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトより

2022年10月26日、ローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトに、「ダッハウ強制収容所におけるスペイン人収容者――迫害された者たちの視点からの基礎研究」というタイトルの短い書評が掲載されました。 Meerwald: Spanische Häftlinge in Dachau, Göttingen 20…

ウクライナにおける戦争とドイツ記憶文化―― Jacobin 紙より

2022年10月11日、ドイツ語圏の左派系オンライン・ジャーナル、ジャコバン紙に「新たなドイツの戦闘用意か」という趣旨の論説が掲載されました。 Christian Dietrich, Neue deutsche Kampfbereitschaft? in: JACOBIN Magazin, 11. Oktober 2022. ロシアによる…

ポーランド分割――ローザ・ルクセンブルク財団歴史ポッドキャストRosalux Historyより

2022年9月21日、ローザ・ルクセンブルク財団SNSより、歴史ポッドキャスト Rosalux History より、第19回「ポーランド分割(Die Teilungen Polens)」の配信のお知らせがありました。リンク先は以下の通りです。 Rosalux History - Rosa-Luxemburg-Stiftung …

ミレーネ・イェセンスカについて――アーロルゼン・アーカイブズより

少し前の記事ですが、2021年10月8日、ナチズムによって迫害された犠牲者・生存者に関する史資料を収集・保管する活動に取り組むアーロルゼン・アーカイブズのホームページに、「ミレーネ・イェセンスカ――ジャーナリスト、フェミニスト、レジスタンス闘士」と…

第一次世界大戦後ドイツのハイパーインフレーションに関する近刊書紹介――Sehepunkteより

歴史学のオンライン書評ジャーナル『ゼーエプンクテ(sehepunkte、視点・観点の意)』 に、第一次世界大戦後にドイツを襲ったハイパーインフレーションについての近著が紹介されました。リンクはこちらです。 Wolfgang Erz: Rezension von: Mark Jones: 1923…

カール・フォン・オシエツキーについてのヴァーチャル展示――ドイツ連邦文書館より

カール・フォン・オシエツキーについて、ドイツ連邦文書館のウェブサイトでヴァーチャル展示「カール・フォン・オシエツキー――あるドイツの平和主義者」が公開されています。 Carl von Ossietzky: Ein deutscher Pazifist, in: Bundesarchiv ジャーナリスト…

ドイツ軍制の歴史――ドイツ連邦文書館より

ドイツ連邦文書館のバーチャル展示として、ドイツ軍制の歴史的変遷をシリーズ企画として取り上げていることを知りました。展示されている史料はすべてフライブルク連邦軍事文書館に所蔵されているものです。2022年9月現在、9つの展示が公開されています。 ド…

戦争・洪水・ハッカーからいかに史料を守るか――Deutschlandfunk Kulturより

2022年7月6日、Deutschlandfunk Kultur(ドイツラジオ文化放送)のウェブサイトに「戦争・洪水・ハッカー――どのように史料を守るか」という記事が掲載されました。 Maximilian Brose, Krieg, Hochwasser, Hacker: Wie sich Archive schützen, in: Deutschlan…

ヴェルサイユ講和条約についてのドイツ連邦文書館ヴァーチャル展示

今日はドイツ連邦文書館ヴァーチャル展示「ヴェルサイユ条約100年」へのリンクを貼っておきます。公開年月日の記載が見当たりませんが、おそらくタイトルから推測すれば、2019年と思われます。違ったら、それはそれで面白いですが。 Bundesarchiv Internet -…

ベルリンの占領博物館計画をめぐって――taz紙より

2022年7月26日、taz紙より「ベルリン占領博物館――自己満足、視野を狭める」と題した記事が掲載されました。 Stephan Lehnstaedt, Besatzungsmuseum in Berlin: Selbstzufrieden, den Blick verengt, in: taz, 26. Juli 2022. リード文では、ドイツ歴史博物館…

「流れに抗して――社会主義者と1870・71年独仏戦争」について

2022年5月、ローザ・ルクセンブルク財団に、「流れに抗して」と題して、1870・71年の普仏戦争、もうドイツでは独仏戦争と呼ばれるのが一般的になったこの戦争で、戦争反対の立場を採った社会主義者に焦点をあてた論説が掲載されました。その紹介ページへのリ…

ロシアによる対ウクライナ戦争によせたドイツ語圏の反応について

もうだいぶ時間が経ってしまった情報もありますが、ロシアによる対ウクライナ戦争についてのドイツ語圏の反応について、ローザ・ルクセンブルク財団や左派系メディアのジャコバン(Jacobin)誌などに掲載された論説をメモしておきます。 まず、ローザ・ルク…

第一次世界大戦賠償問題白書の公表から100年――ドイツ連邦文書館より

1922年4月20日は、ドイツ外務省が第一次世界大戦に関する『賠償問題資料集(1921年5月-1922年5月)』白書を公表してから100周年とのことです。ドイツ連邦文書館のSNSで知りました。 Veröffentlichung des Weißbuchs „Aktenstücke zur Reparationsfrage vom …

ラパロ条約から100年――ドイツ連邦文書館ウェブサイトより

1922年4月16日、ドイツとソ連の間でラパロ条約が締結されました。それから100周年ということで、ドイツ連邦文書館のSNSより、この条約と関連する史料のリンクが貼られた案内ページの紹介がありました。 Bundesarchiv Internet - Vertrag von Rapallo このペ…

「花はどこへ行った」――レナータ・リトヴィノヴァによるマレーネ・ディートリヒ

2022年4月22日、ロシアの俳優・映画監督・脚本家レナータ・リトヴィノヴァが、マレーネ・ディートリヒを演じて、「あなたたちはいつになれば学ぶのだろう」と歌った動画がYouTubeにアップされました。 Renata Litvinova, Когда же Вы наконец поймёте? / Whe…

第一次世界大戦のドイツ賠償金支払いに関する会議について――Archivportal-Dより

ドイツ文書館総合ポータルサイトArchivportal-D に、 "Im Blickpunkt(視点のなかで)" というオンライン史料展示企画があります。 2022年4月1日、その企画の一環として、第一次世界大戦を終結させたヴェルサイユ講和条約に定められたドイツ賠償金の支払いに…

カティンの森事件の記念碑について――360citiesより

カティンの森事件記念碑が 360cities という360度オンライン都市体験ウェブサイトで見学できることを、ローザ・ルクセンブルク財団のSNSで知りました。 Katyn Memorial. The altar group of Polish part 360 Panorama | 360Cities 雪のなかで、ちょっとわか…

東欧におけるドイツ植民地主義の遺産――Merkurより

『メルクーア(Merkur) 』という、1947年に創刊されたドイツ語圏のヨーロッパ思想を専門とする雑誌があります。2022年3月30日に同誌のウェブサイトに、「ドイツ、ウクライナ、ロシア、そして東ヨーロッパにおけるドイツ植民地主義の遺産」というタイトルの…

ロシア帝国への回帰――プーチンの歴史政策について

2022年3月2日、ローザ・ルクセンブルク財団のウェブサイトに、「ロシア帝国への回帰――ウラジミール・プーチンの歴史政策について」と題した論説が掲載されました。 Fabian Wisotzky, Zurück zum russischen Imperium, in: Rosa-Luxemburg-Stiftung, 2. März …

反戦記念日としての国際女性デー――SoZより

『社会主義新聞(Sozialistische Zeitung、Soz)』の2022年3月号オンライン版に、国際女性デーを反戦記念日でもあると論じた、女性史家・活動家ギーゼラ・ノッツ(Gisela Notz)氏の寄稿が掲載されました。 Gisela Notz, Der Internationale Frauentag ist a…

1921年リガ平和条約を振り返る――nd紙より

2022年2月25日、ドイツの左派系メディアの nd 紙に、ロシアによるウクライナ侵攻を念頭に置きつつ、1921年3月18日のリガ平和条約を考察した記事が掲載されました。 Holger Politt, Ein Krieg wird legitimiert: Riskantes Spiel mit alten Rechnungen, in: n…

#StandWithUkraine――Geschichte der Gegenwartより

2022年2月27日、ドイツ圏の歴史学ウェブサイト Geschichte der Gegenwart(現在の歴史)に「#StandWithUkraine」と題した声明が掲載されました。 #Stand­Wi­t­hU­kraine, in: Geschichte der Gegenwart, 27. Februar 2022. 冒頭の段落では、「われわれは議事…

「これは非ナチ化ではなく、ホロコーストの歪曲・軽視だ」――シュピーゲル誌のインタビュー記事より

2022年2月28日、ベルリンの代表的な週刊誌『シュピーゲル』のウェブサイトに、ロシア大統領ウラジミール・プーチンがウクライナ侵攻を正当化する際に、「非ナチ化」だと主張することを批判するインタビュー記事が掲載されました。 Isabel Metzger, Ukraine-K…

ロシアの対ウクライナ戦争を非難するドイツ歴史家連合声明について

2022年2月28日、ドイツ歴史家連合(VHD, Verband der Historiker und Historikerinnen Deutschlands e. V.)が、ウクライナに対するロシアの侵略戦争を非難する声明を公開しました。 VHD verurteilt den russischen Krieg gegen die Ukraine, 28. Februar 20…

第一次世界大戦後ベルリンにおける土地所有の社会化の試みとその失敗――Jacobin紙より

2022年2月14日、ドイツ語の左派系オンライン・ジャーナル、Jacobin 紙のウェブサイトに、「どのように最初のドイツ社会化委員会は失敗したか」というタイトルの論説が掲載されました。 Dietmar Lange, Wie die erste deutsche Sozialisierungskommission sch…

ナチ・ドイツによるウクライナ侵攻、1943・44年――nd紙の書評より

プーチン政権下のロシアによるウクライナ侵略戦争が起きています。 2022年2月1日、ドイツ語の左派系オンライン新聞、nd紙に、「限りない残酷さ」というタイトルで、1943・44年のナチ・ドイツによるウクライナ侵略における暴力を研究した本の書評が掲載されま…

書評「下からの歴史――バイエルン・レーテ共和国」について

2022年1月30日、ドイツ語でアナーキズムというタイトルのウェブサイトに、Geschichte von unten: Die bayerische Räterepublik(下からの歴史――バイエルン・レーテ共和国)と題された書評が掲載されました。 Gabriel Kuhn, Geschichte von unten: Die bayeri…

『義勇軍とファシズム』――絶滅戦争を担った義勇兵の事典について

"Freikorps und Faschismus(義勇軍とファシズム)"というタイトルの本が出版されました。この本は、1918-1923年に突出した義勇兵闘士で後に絶滅戦争で重要な役割を果たした人物だけでなく、政治家として義勇軍のテロ行為を支えたり、あるいは傍観したり、…

第一次世界大戦期のドイツ帝国による中東政策――SWRのラジオ放送より

2021年12月16日、ドイツ西南地域の公共放送 Südwestrundfunk のウェブサイトに、「ドイツ帝国にとってのジハード――第一次世界大戦におけるる中東政策」というタイトルの録音放送がアップされました。 Anselm Weidner, Dschihad für das Deutsche Reich: Orie…

「11月革命」――ローザ・ルクセンブルク財団歴史ポッドキャストRosalux Historyより

このブログでは、ローザ・ルクセンブルク財団の歴史ポッドキャストRosalux Historyに投稿された音声放送を紹介してきました。今回は、第12回「11月革命」です。以下のリンク先から視聴できます。 Rosalux History - Rosa-Luxemburg-Stiftung リード文では、…