浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ドイツ史|都市史

「大学と植民地主義――ゲッティンゲン大学の事例」ウェブサイト

ゲッティンゲン大学にはドイツ植民地史を専門とするレベッカ・ハーバマス(Rebekka Harbermas)氏がいます。その2019年のゼミナールの一環で、「大学と植民地主義――ゲッティンゲン大学の事例」というウェブサイトが作成されています。 Universität und Kolon…

ヴァルター・ベンヤミンの弟、ゲオルク・ベンヤミンについて

2020年9月5日、『ノイエス・ドイチュラント(Neues Deutschland)』紙のウェブサイトにヴァルター・ベンジャミンの弟、ゲオルク・ベンヤミンを紹介する記事が掲載されました。 Georg und Walter Benjamin: Aufrecht zwischen den Stühlen, in: Neues Deutsch…

移民女性の視点からドイツ再統一を再考する――1992年ロストック=リヒテンハーゲンでの人種主義的暴動について

デジタルドイツ女性アーカイブのウェブサイトに「見境のない嫌悪」と題したレポートがアップされました。 Eine Kooperation von DaMigra und DDF (2020), Grenzenloses Unbehagen, in: Digitales Deutsches Frauenarchiv このレポートは、1992年8月22日に始…

第一次世界大戦後ドイツの女性ソーシャルワーカーの一日

ドイツ連邦文書館のウェブサイトには、第一次世界大戦以降の様々な映画をオンラインで観ることができる、Filmothek というページがあります。 Deutsche Geschichte suchen und finden - Filme aus dem Bestand des Bundesarchiv そのなかに1920年に撮影され…

ドイツにおける植民地記念碑をめぐる論争――ハンブルクのビスマルク像ほか

2020年はブラック・ライヴズ・マター運動の追い風を受けて、植民地支配の過去を顕彰するような記念碑をめぐって世界各地で大きな議論が起きた年として記録されることでしょう。 2020年6月、イギリスのブリストルではエドワード・コルストン像が引き倒され*1 …

ポストコロニアル・ベルリン――「歴史を消し去りたいのではない」

ブラック・ライヴズ・マター運動は、ドイツでの植民地支配の歴史との向き合い方をめぐる議論に火をつけた感があります。 2020年8月7日、Norddeutscher Rundfunk (北ドイツ放送)のラジオ&テレビ局のウェブサイトで、Berlin Postkolonial という団体のスポ…

ドイツ革命期労働運動の地域史――現ザクセン=アンハルト州の事例から

2020年7月18日、ローザ=ルクセンブルク財団のウェブサイトに以下の冊子が掲載されました。自由にダウンロードできます。リンク先は以下の紹介ページからどうぞ。 Vincent Streichhahn, Zur Geschichte der Arbeiterbewegung im heutigen Sachsen-Anhalt 191…

エルバーフェルトで開かれた最初の共産主義者の集会――西ドイツ新聞の記事より

いつものように、ローザ・ルクセンブルク財団からのニュースで知った記事です。2020年7月3日、『西ドイツ新聞』のウェブサイトに、エルバーフェルトで最初に開催された共産主義者による集会についての記事が掲載されました。 Reiner Rhefus, Die ersten komm…

1972年BMW工場でのイタリア人労働者によるストライキについて

2020年7月11日、Abendzeitung紙のウェブサイトに、1972年にBMW工場でのイタリア人労働者ストライキを研究したジーモン・ゲーケ(Simon Goeke)さんへのインタビュー記事が掲載されました。 リンク先はこちらになります。 Der BMW-Streik, von dem kaum jeman…

リンツ・アム・ライン市文書館の新ホームページ

2020年7月7日にリンツ・アム・ライン市文書館のホームページが新しくなったという情報を知りました。リンツ・アム・ライン(Linz am Rhein)はボン南東にある都市です。 Linz am Rhein: Stadtarchiv コンテンツは、以下の通りです。 Kontakt(連絡先) Bestä…

「社会の自己理解が問題だ」――ドイツにおける人種主義について

2020年7月2日、Jungle.World というジャーナルのウェブサイトに、ドイツにおける人種主義をめぐる論争を取り上げたインタビュー記事が掲載されました。タイトルとリンク先はこちらになります。 ”Es geht um das Selbstverständnis der Gesellschaft”, in Jun…

市庁舎内ウィーン図書館(Wienbibliothek im Rathaus)のデジタル化事業について

Bib-Link.orgというドイツ語圏の図書館ファンのグループを知りました。*1 Bib-Link - verlinkt Bibliotheksfans! | Bib-Link.org そのBib-Linkより、市庁舎内ウィーン図書館(ウィーン市庁舎内図書館? Wienbibliothek im Rathaus)が蔵書のデジタル化に力を…

ドイツの自転車の歴史に関心のある人に――Netzwerk Fahrrad/Geschichte

以前に、6月3日「自転車の日」に寄せたフリードリヒ・エーベルト財団の自転車関連新聞記事資料について、こちらで紹介しました。 別の機会に、19世紀末のハンブルクの自転車競走路についての研究・刊行プロジェクトに触れる機会がありました。当時の写真つき…

「ハーナウ後の120日」――現代ドイツにおける移民背景をもつ人たちとの連帯の取り組み

ローザ・ルクセンブルク財団が取り組んでいるプロジェクトの一つ、antifra* というブログがあります。*1 Blog | ANTIFRA - Debatte, Bildung, Vernetzung zu Migration und gegen Rassismus und Neonazismus ブログのタイトルに記されているとおり、こちらは…

H・アーレント研究所ブログ――1990年代以降の東ドイツ女性運動史の紹介論説

2020年6月4日、ハンナ・アーレント研究所ブログに、1990年代東ドイツ女性運動史についての論説が掲載されました。 Aufbruch – Anpassung – Selbstbehauptung: Die ostdeutsche Frauenbewegung in den 1990er Jahren am Beispiel Leipzigs 著者のイェシカ・ボ…

ミニチュア模型特別展示「分断された都市、1945-1990年」――フォーラム・ヴィリー・ブラント・ベルリンより

第二次世界大戦後のベルリンの歴史に関心のある人には興味が引かれる情報かもしれません。*1 ヴィリー・ブラント財団より。Forum Willy Brandt Berlinでミニチュア模型特別展示「分断された都市、1945-1990年」が開催中です。入場無料とのことです。2020年1…

「自転車の日」に寄せて――フリードリヒ・エーベルト財団より

ドイツ社会民主党系のフリードリヒ・エーベルト財団(Friedrich-Ebert-Stiftung)が6月3日の「自転車の日」に寄せて、ちょっとした情報を提供してくれました。*1 同財団ウェブサイト内のドイツ社会民主党系新聞史料オンラインから「自転車」関連記事を検索す…

ハンブルクのフェミニズム運動――女性教育センター"Denk-T-Räume"

デジタル・ドイツ女性アーカイブのウェブサイトをみていたところ、ハンブルクの女性教育センターについての紹介論説にたどり着きました。*1 Helga Braun (2020): Das Frauenbildungszentrum Denk-T-Räume, in: Digitales Deutsches Frauenarchiv (zuletzt be…

ベルリンにおける植民地主義の検証――教育ポータル「歴史から学ぶ」より

「歴史から学ぶ」(Lernen aus der Geschichte, LAG)という教育ポータルがあります。 そのポータルはオンライン雑誌を発行しており、その2020年4月号(LAG-MAGAZIN, 04/20)は「ベルリンにおける植民地主義の検証(Aufarbeitung von Kolonialismus in Berli…

「エンゲルス2020」――ヴッパータール市エンゲルス生誕200年記念行事について

2020年はフリードリヒ・エンゲルス(1820年11月28日ー1895年8月5日)生誕200年とのことで、ドイツ連邦共和国ノルトライン=ヴェストファーレン州の都市ヴッパータールでは、"Das Engels-Jahr 2020(Engels 2020)"と題した一連の記念行事が行われています…

「ゲスターポが来るまで」――ハンブルクのチャイナタウンについてのドキュメンタリー動画

2020年5月13日、ローザ・ルクセンブルク財団(rls_history)の案内で、「ゲスターポが来るまで」という短いドキュメンタリー動画がYoutubeにアップされていることを知りました。*1 ハンブルクのザンクト・パウリ地区にあるチャイナタウンを舞台にしています…

Schalom Freiburg!――フライブルクのユダヤ系コミュニティの足跡を辿る音声ガイド

「第3世界情報センター」(informationszentrum 3. welt)から、メーリングリストなどで色々と情報を得ています。*1 そのサイトの「Projekte」の一つに「そこは何だったか(War da das)」というページがあります。2020年はフライブルクの都市の歴史が始まっ…