2024年3月12日、ローザ・ルクセンブルク財団が主催となって、以下の2冊にの著者を交えた討論会が開催されました。
その討論会の動画がYouTubeにアップされています。
ブリギッテ・シュトゥーダーさんの『世界革命の旅行者たち』については、以前にもこのブログで紹介したことがあります。まだまだ、関心を呼んでいますね。
2024年3月12日、ローザ・ルクセンブルク財団が主催となって、以下の2冊にの著者を交えた討論会が開催されました。
その討論会の動画がYouTubeにアップされています。
ブリギッテ・シュトゥーダーさんの『世界革命の旅行者たち』については、以前にもこのブログで紹介したことがあります。まだまだ、関心を呼んでいますね。
2023年11月27日に、デジタルドイツ女性アーカイブのウェブサイトに、「抵抗の(諸)歴史」というタイトルの論説が掲載されました。
リード文では、著者は、フェミニズム的で移民のイニシアティヴのローカルな運動史的遺産がほとんど記録されていない、と問題を提起しています。そこで、ハンブルク女性都市文書館(FrauenStadtArchiv Hamburg)がハンブルク女性移民同盟(Migratinnen Bund Hamburg)の歴史と活動家の記録をデジタル化するプロジェクトに取り組むとのことです。
論説では、ハンブルク女性移民同盟の活動の歴史が紹介されています。見出しは以下の通りです。
著者のツェツィーリア・マークさんは、歴史学の修士号を取得された方で、(ポスト)植民地主義とナチズムについて研究されており、また政治教育家で、ハンブルク女性都市文書館の管理もされています。
2024年2月8日、ドイツ連邦文書館のホームぺージに「デジタル閲覧室」の開始についてのプレスリリースが公開されました。リンクを貼っておきます。
ひとまず、22万件の映像史料がすぐに調査できるとのことです。それには、ヴァイマル期の劇映画・ドキュメンタリー映画、ドイツ民主共和国の映像資料、1945年以前・以後のドイツの「ヴォッヘンシャウ(週刊ニュース)」が含まれています。事前の申請も必要なく、無料で利用できます。
また、来年には、資料、図像、映像ごとに分かれていたプラットフォームが統合される予定とのことで、いっそう便利になりそうです。
ドイツ連邦文書館のウェブサイトでは、「ヴァイマル共和国100年(100 Jahre Weimarer Republik)」という特設サイトがあります。このブログでも、何度か紹介してきました。
ドイツ連邦文書館の今年1月のSNSで、カール・リープクネヒトとローザ・ルクセンブルクの暗殺について解説するページが紹介されました。リンクを貼っておきます。
背景説明に加えて、28点の図像資料が掲載されています。ベルリンでの1月蜂起のバリケード戦の写真や、ローザ・ルクセンブルクの遺体発見現場の捜査関係資料など、内容は豊富です。
また、ドイツ連邦文書館に所蔵されている関連史料や参考文献も指示されていて、参考になります。
オットー・ブルンナー、ヴェルナー・コンツェ、ラインハルト・コゼレックが編集した全8巻の Geschichtliche Grundbegriffe(歴史的基礎概念)という事典がありますが、その批判的継承をめざした、Das 20. Jahrhundert in Grundbegriffen という事典のオンライン版の刊行が始まりました。リンクを貼っておきます。
約150の見出し語のなかで、ドイツにおける歴史的な意味論を探るもので、非同時性、加速的な摩耗、概念的な革新、表記上の革命によって20世紀に特徴的な言葉が選ばれているとのことです。
シュヴァーベ出版社の電子ライブラリーのなかで段階的にオープンアクセスで公開し、最終的に5巻本としてまとめられるそうです。