浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ドイツデジタル図書館について

 ドイツデジタル図書館(Deutsche Digitale Bibliothek)のウェブサイトを訪問しました。

 

 

 カレントアウェアネスにこのサイトについての記事が掲載されています。

 

 

 上記の丸本友哉氏の論考では、

 

一方DDBは、多分野の機関が公開するデジタル資料の情報を集約して、一つの枠組みの中で簡便に利用できる仕組みの整備を大きく進めており、とりわけその点で注目すべき先進事例

 

と紹介されています。

 

 ドイツデジタル図書館のウェブサイトの "Journal" から色々な特集ページへのリンクが貼られています。

 

 2020年6月4日に投稿された以下の解説ページではこの図書館の目的が記されています。「わたしたちは電子書籍を貸し出すオンライン図書館ではない」とあり、著作権の制限が解除された書籍や文章を自由に利用できるものを掲載しているとのことです。そして、「ドイツの文化遺産をデジタルで入手可能にする」ことが目的であり、ドイツの美術館・博物館、文書館・図書館をネットワーク化し、利用者にこの電子化された文化遺産を検索・利用可能にしたい、とあります。

 したがって、ここで公開されたものの著作権状況がわかるように記載されていると説明されています。利用無料、登録不要です。

 

 そしてほぼ毎週(!)新しいバーチャル展示会を行っている、とのことです。

 以下に、いくつかリンクを貼っておきます。

 

 まず、ベートーヴェン生誕250年関連の展示会です。

 

 第一次世界大戦関連です。

 

 

 第二次世界大戦関連です。

 

 

 ナチズム関連です。

 

 

 マルティン・ルター関連です。

 

 

 魔女狩り関連です。

 

 

 移民史関連です。

 

 

 もちろん音楽・文学・芸術など様々な分野のヴァーチャル展示があります。

 

 そのほか、「今日は何の日」のカレンダーや人物記事のページなど盛りだくさんです。まさに総合サイトですね。