浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

インゲ・ドイチュクローン、財団ウェブサイト、YouTube動画について

 ホロコーストとその学習教育について携わる人にとって、インゲ・ドイチュクローン(Inge Deutschkron)氏は有名な女性だと思います。わたしはベルリンで留学していたときに、ドイツ語講座で彼女の本を紹介してもらったり、彼女の経験を劇にした ”Ab heute heisst du Sara”(「今日からお前はサラという名前だ」GRIPS Theater)を観ました。紹介された本については、新版が出ていますので、そちらの出版社サイトへのリンクを貼っておきます。

 

 

 旧版については日本語訳もあります(『黄色い星を背負って――ナチ支配を生きたユダヤ人女性の証言』馬場謙一訳、岩波書店、1991年)。ほかの著作についても日本語訳がありますね(『パパ・ヴァイト――ナチスに立ち向かった盲目の人』藤村美織訳、汐文社、2015年)。

 

 彼女の名前を掲げた財団もあります。そのウェブサイトへのリンクも貼っておきます。

 

 

 また、彼女の演説「引き裂かれた人生」のYoutube動画もどうぞ。