浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ウェブ事典「赤いウィーン」について

 戦間期のウィーンは、「赤いウィーン(Das rote Wien)」として知られています。この期間のウィーンの変化は、1934年にナチズムによって民主主義が崩れ去るまで、築き上げた社会民主主義勢力の成果と理解されています。

 

 ちょっとした機会から、「赤いウィーン」のウェブ事典を知りました。リンクはこちら。

 

 

 ”Weblexikon der Wiener Sozialdemokratie(ウィーン社会民主主義のウェブ事典)”と副題がついています。散策コースも紹介されています。

 

 

 散策コースの地図のPDFはこちら。

 

 

 これは、「赤いウィーン」を象徴するカール=マルクス=ホーフ内の「ヴァッシュザローン2番(Waschsalon Nr. 2)」が運営するウェブサイトです。ここは「赤いウィーン」の歴史に関する常設展示を行っています。リンクはこちら。

 

 

 いずれ行ってみたいですね。お散歩コースと合わせて。

 

【2023年8月3日追記】

 ウェブ事典ですので、もちろん人物・事項の記事を検索できます。1873年生まれのオーストリア労働運動の指導的人物、Max Adler を解説した項目はこちら。