浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ドイツ女性参政権特集――i.d.a.より

 30以上の女性・レズビアンに関する文書館・図書館・資料館の連合組織である i.d.a.(Dachverband deutschsprachiger Lesben-/Frauenarchive, -bibliotheken und -dokumentationsstellen)のホームページに、1919年1月19日、ドイツでの国民議会選挙ではじめて女性が選挙権・被選挙権を行使したことを記念する特集が掲載されました。

 

 

 そのリード文では、1918年11月に女性の普通選挙権・被選挙権を認めた全国選挙法が発効したこと、そして1919年1月19日の国民議会選挙で女性が全国レベルで初めて選挙権をもったこと、そして2月19日に社会民主党のマリー・ユハチュ(Marie Juchacz)がヴァイマル国民議会で最初の助成として発言したことが紹介されています。

 2018・19年に、ドイツではさまざまな団体や歴史家がこの女性参政権獲得100周年を記念した活動や出版物を刊行したそうです。この特集ページでは、i.d.a に加盟する以下の機関・団体の取り組みが紹介されています。

 

  • Archiv der deutschen Frauenbewegung
  • Frauenstadtarchiv Hamburg
  • Frauenmediaturm
  • Das feministische Archiv FFBIZ
  • FrauenGenderBibliothek Saar
  • BAF Tübingen