浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

レズビアン・ビジビリティ・デイについて――i.d.a.より

 レズビアン・女性に関する文書館・図書館・資料館の連合組織、i.d.a(Dachverband deutschsprachiger Lesben-/Frauenarhive, -bibliotheken und-dokumentationsstellen)の企画については、これまでもいくつかこのブログで紹介してきました。*1

 

 このウェブサイトでは、毎月、特集を掲載しており、4月は「レズビアン・ビジビリティ・デイ(レズビアン可視化の日、Tag der lesbischen Sichtbarkeit)」です。

 

 

 冒頭のリード文では、レズビアンの生活・諸関係がいまだに公共の意識のなかにほとんど認知されていないと指摘します。さらに、歴史学でも、しばしばレズビアンは可視化されていないと言います。そのために、あるスペインのLGBTIQ組織が2008年に、Lesbian Visibility Day を作ったとのことです。それ以降、毎年、4月26日は、レズビアン文化と歴史を祝い、公共の場に持ち込んでいると説明されています。