浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

シンポジウム、国際会議情報――Everyday Questions、Deutsche Justiz im (Post)Kolonialismus、ドイツ現代史学会第24回大会

だいぶ投稿が空いてしまいました。 研究メモです。気になった、あるいは教えていただいた学会・国際会議・大会情報を列挙しておきます。 1)Everyday Questions 2024年9月15日デッドラインのCall for Papersしています。 Everyday Questions: Gender, Econom…

ワファ・ムスタファのツァイト紙オンライン版への投稿について

2024年8月11日の朝日新聞デジタルに、インタビュー記事「つながるガザとホロコーストの記憶 ドイツの歴史家論争2.0とは」が掲載されました。また、関連して8月15日付の朝日新聞の文化面に「ドイツ、岐路に立つ『過去の克服』」でも、コメントを載せてもらい…

移民の歴史についての近刊論集 Migrant Actors Worldwide について

研究メモです。 Brill社から移民史についての論文集が公刊されました。以下に出版社のウェブサイトのリンクを貼っておきます。 Dirk Hoerder/Lukas Neissl (eds.), Migrant Actors Worldwide: Capitalist Interests, States Regulations, and Left-Wing Stra…

ミヒャエル・ヴィルト "Volk, Volksgemeinschaft, AfD"(2017年)のオープンアクセス版について

2017年に、ドイツ近現代史研究者のミヒャエル・ヴィルトさんが、人民、国民、民族など文脈によって多義的に訳し分けられる「フォルク(Volk)」概念を、テーマにした本を公刊しました。そのオープンアクセス版を知りました。 出版社のウェブサイトより、同書…

イスラエルとドイツの関係についての近刊書評――ローザ・ルクセンブルク財団より

メモです。 2024年6月19日、ローザ・ルクセンブルク財団のホームぺージに、『赦し?――イスラエルとドイツの国是』という本の書評が掲載されました。 Marwecki: Absolution? Israel und die deutsche Staatsräson, Göttingen 2024, in: Rosa-Luxemburg-Stiftu…