浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

マックス・プランク協会文書館について――Archivportal-Dの文書館自己紹介より

 ドイツの文書館総合ポータルサイトArchivportal-D では、「文書館が自己紹介します(Archive stellen sich vor)」という取り組みがあります。

 2021年6月14日、マックス・プランク協会文書館(Archiv der Max-Planck-Gesellschaft)についての紹介記事が掲載されました。

 

 

 マックス・プランク協会はドイツの科学史を考えるうえでは、欠かせない存在です。同館は1975年にベルリン・ダーレムに設立されました。前身のカイザー・ヴィルヘルム協会の資料も含めて所蔵されています。所蔵史料の中心は、教会で活動した人物の生前寄贈および遺稿です。数多くのノーベル賞受賞者を含む、多くの文書が所蔵されています。カール・ボッシュ、ヴァルター・ボーテ、アードルフ・ブーテナント、パウル・J・クルツェン、ペーター・デバイ、ゲルハルト・エルトル、フリッツ・ハーバー、オットー・ハーン、ヴェルナー・ハイゼンベルクなど列挙されています。アインシュタインの文書もあるとのことです。

 

 同館のホームページはこちら。

 


 所蔵史料の概観は、こちらをどうぞ。また所蔵史料の大部分はArchivprotal-D でもヒットするとのことです。

 

 

 また同館の図書館も20世紀科学史全般を知る際に、おすすめされています。所蔵図書・雑誌検索はこちら。